リズム感を身につけるために、ジャズドラムを始めた。

まだ本当に初歩の初歩だが、面白い。ドラムって、人間の本能に近いというか童心に帰るというか。

 

しかし、なかなか難しい。ピアノ経験者は右手と左手の連携に慣れているからドラムも上達しやすい、という説もあるが、私には当てはまらないみたいだ。

 

「シンバルレガートで、自由にスネアとバスドラを入れられるようになる」のが第一目標。

 

つまり、右手のスティックでシンバルを「チーチッキ、チーチッキ」とスウィングのリズムで鳴らし、左足でペダルを2拍と4拍の表で踏んでハイハット(上下に合わさるシンバル)をジャッと鳴らし(ここまでは出来る)、フレーズの終わりの裏拍などで左手のスティックでスネア(水平に置いた小さい太鼓)、右足のペダルでバスドラ(垂直の大きい太鼓)をダ・ドンとかなんとか好きなように組み合わせて鳴らすのだ。スネアとバスドラに気を取られるとリズムが怪しくなってふらついてしまう。

 

リズムキープが絶対に必要だし、スネアの入れ方はピアノのコンピングと共通しているし、その他もろもろをピアノ演奏に活かすことが目的なので、スウィングの基本さえ出来れば良い……ってことで、それほど目標は高くないはずだが、かなり遠い道のりのような気もする。少しずつ楽しみながらやって行きます。肝心のピアノの練習時間はあまり減らしたくないし。

 

↓ ドラムスティックと練習用パッド。最初は座布団を叩いていたが、すぐに破れそうなのでパッドを買った。リアルな太鼓っぽい叩き心地で、跳ね返りが気持ちいい。