自分が超初心者の時に役に立ったものを、思い出して少しずつ記録しておく。

 

(ただし興味や方向性は個人差が大きいので、もしこれを読んでる人にとって全然興味が持てなくて役に立たなかったらごめんね)

 

 

『ブルース・インプロヴィゼイション』という教本。ATN刊。これにはとてもお世話になったし、今でも使っている。ブルースやブルージーな重めのものが好きな人向き。オシャレ系ではないので注意。

 

最初の、音源の聴き方についての解説がすごく良い。

 

音源を聴いて、「ワン、トゥー、スリー、フォー」「トゥー、トゥー、スリー、フォー」とカウントする練習。一度やめて途中からでもカウントにサッと戻れるようにする。

曲を4小節とブルース12小節の単位でとらえる感覚を身体に染み込ませる感じ。これを本気で真面目にやると、カウントしなくてもロストが減るし、万一ロストしてもわりと戻りやすくなる。(ソースは自分)

 

 

さらに良いのは、リズムの見本帳みたいな音源。

 

スウィング、ボサノヴァ、ラテン、シャッフル、ファンク、ハーフタイムファンク、ビバップ、アフロキューバン、ブーガルー、ニューオリンズシャッフル、ファンクシャッフル、これだけを同一楽器編成で聴き比べられる音源って、あまりないと思う。

 

 

なお、例として載っているフレーズについては、好みがあるのでなんとも言えない。私も、良いと思うのもあるし、あまり好きとは言えないものもある。それはそれで、自分がどういうものが好きなのか分かるきっかけになると思います。