「ニューヨーク・スタイル・ジャズ・ピアノ」1巻の最初の導入部、ダイアトニックだけのコードヴォイシングの練習を、毎日のルーティンに2、3分だけ組み入れている。

 

簡単なのにとても美しく、弾いていて落ち着く。ダイアトニックの1、3、6、7だけで美しいハーモニーは作れるのだと実感する。

 

テンションを入れなくちゃカッコ良くならない、という強迫観念みたいなものから解放される感じ。ダイアトニックだけでも微妙な美しさが出せる。

「ダイアトニックだけでは単純、単調、童謡や唱歌っぽい」という固定観念も吹っ飛ばしてくれる。派手ではないし、音の意外性はないが、柔らかい落ち着いた美しさだ。

 

耳をまっさらにして、ゆったりと音自体に集中して、ハーモニーの美しさを感じるように弾く。

 

3

7 6

3

 

7 6

1

 

これで1拍。3と1は四分音符、7 6は八分音符。

ダイアトニックコードの構成音だけで、ゆっくりとレガートでハノンのように上がり下がり。

 

さらに詳しく知りたい方は「ニューヨーク・スタイル・ジャズ・ピアノ」1巻をどうぞ。ちょっと新しい世界がひらけます。

2巻は同一のトップノートでの色々なヴォイシングの例で、こちらも奥が深くて面白そう。