実験的に、スタンダード曲1曲を60分間アドリブ。ノンストップで、書き譜などの特定の事前準備なく、あまり深く考えずに即興。ゆっくりめ、2、4拍で小さくメトロノーム。

面白かった。いろいろなことが分かった。

 

 

感想

 

・散歩のような感じ。4コーラスのアドリブとは違う感覚だった。

 

・ネタが尽きてもなんとか続く。(でもパターン化しがち)

 

・疲れたが、時々やりたい。

 

・腕や指の疲れではなく、頭が疲れる。

 

・リズムセクションの楽器以外でこれをやるのはなかなか難しいと思う。

 

・30分まではやたらに長いが、後半はすぐに終わる。

 

・弾きながらノートや本で使いたいフレーズを探すのは無理。(慣れれば出来る?)

 

・すぐに結果が出て上手くなるというものではない気がするので、ゆとりを持って長い目で見たほうがいい。

 

 

 

 

 

良かったこと

 

・キーに慣れて、ダイアトニックで自由に遊ぶ感覚が少し分かった。

 

・さすがに曲のコード進行は覚えた。

 

・右手左手連携の実験がある程度は出来た。

 

・無窮動のフレーズが自然に出てきて驚いた。

 

・他の曲の思いがけないフレーズが出てくることもある。

 

 

 

 

反省点

 

・A A' B A' の曲を何度も繰り返すと、頭に戻ったかどうかがAの終わりで分からなくなりがち。1コーラスの終わりははっきりと意識してから頭に戻ること。

 

・セッションのコンピングだったら最後をパワーコードにすればA、A'のどっちにも取れてごまかせるが……それじゃ責任逃れというか、ごまかしたことがバレやすい。そこのピアノの7度がどうなるか(いかにも繰り返しになるドミナント7なのかどうか)で今AとA'のどっちなのか判断する人もいるはずだし、特に歌伴ではそこでコードをごまかしちゃいかんだろうなと思う。

 

・途中から守りに入ってまとめてしまった。テストや課題ではなくただの実験なんだから、もっと色々遊べば良かった。

 

・リズムの実験は出来なかった。意外に難しい。次回の課題。

 

・やはりある程度の準備をしておかないと、すぐに出るようなお馴染みフレーズを弾いた後はただのパターンの繰り返しになる。そこから新しいものが生まれることもないとは言えないが、どちらかと言えば単なるパターン化に陥る気がする。ネタが尽きた時にすぐに取り出せるものがなさすぎる。もう少し準備をすれば良かった。


・疲れてくると左手がパターン化してそこに右手を乗せているだけになる。拍が裏返ることがある。ありえないような間違いをする。

 

 

 

 

今後は

 

・目標を決めてやってみる。定期的にやってみると面白そう。1曲に1回ずつやってみてもいいかもしれない。

 

・1つのフレーズを使い倒すとか、ある音を徹底的に使うとか、遊んでみる。

 

・前半はコードトーンだけで、後半は自由とか。いろいろ出来そうだ。

 

・前半に何か縛りを入れて、後半は自由というパターンは良いかもしれない。

 

・あまり難しく考えずに、遊びでやったほうが良いかも。