日本でバリスタをしていた当時、京都の小川珈琲でみっちりとコーヒーの抽出を勉強した。
JBCやJLACなどの大会にも何度かチャレンジしたし、コーヒー抽出に関する知識や技術は手に入れたと思ってた。
でも2014年に単身ベルリンに渡り、現地のスペシャルティコーヒーの現場に立ったとき、自分の学んで来たことはまだほんの少しだったと気づかされた。

2014年当時、僕の記憶が正しければ…
日本のスペシャルティコーヒーの現場ではTDSやEYの活用はほぼ皆無。
ましては、エスプレッソの抽出量をスケールで測ることもなかった。

でもベルリンでは当たり前だった。
スペシャルティコーヒー、特に浅煎を専門にしてるコーヒーショップでは。

そして

今でも鮮明に覚えてる。
同じ時期にベルリンにやってきた、日本人バリスタにTDS やEYについて説明された時のこと。
未知との遭遇過ぎて全然理解出来なかった。笑

5年たった今、日本ではまだまだTDSやEYをしっかりと活用しているコーヒーショップは少ない。

これが日本とヨーロッパの差。



写真は日本に帰ってくる前まで一人暮ししていたアパートの前のストリート

春には桜が満開