朝から健診いってきました🏥
さて
二重を作る方法には
①『埋没法』以外に
②『切開重瞼=切開法二重術=切る二重術』
二重のラインになる所で切って二重を作る方法
③『眉毛下皮膚切除術=眉下切開=眉下リフト』
眉毛のすぐ下を切って、元の二重のラインをだす方法
があります。
35歳以降になってくると
うわまぶた(上眼瞼)の皮膚が余ってきますので
埋没法が適さなくなってきます。
今日は③の方法について。
眉毛下皮膚切除術=眉下切開=眉下リフト
と様々な呼称があります。
まず
眉毛の生え際にラインを引きます。
このラインが、術後のきずあととなり
眉毛直下に残ります。
しかしながら
眉をかく女性の方はきずあとが隠れるため
ぜんぜんわからなくなります。
スッピンでまじまじとみられると少しわかるかも...
くらいのレベルです。
とはいえ
きずあとを許容できる方が本法の適応となります。
眉頭はきずあとが残りやすいため
切込みすぎないほうがいいです。
目頭側の二重のライン出したい方は
眉頭から5(~10)mmは残すようにして
眉頭側まで少し切り込みます。
次に
眉毛を持ち上げて、出したい二重の幅を確認し
皮膚余剰分を計測し、デザインします。
指で眉を持ち上げて、好きな二重のカタチになれば、
本法の適応があります。
ド平行型の二重希望の方で
平行二重のラインがでてこなければ
本法の適応外となります。
また、本法は二重を作る手術ではなく
『元の二重のラインをだす方法』なので
元々一重の人で二重を作りたい人は
本法では二重はでてきません。
が、
まぶたに厚み、重みがある場合は
埋没法でも切開重瞼法でも二重がとれやすい要因となるため
『まぶたの重みをとる方法』である本法で
二重を作る前に
まぶたの重みを先にとっておいたほうがいいです。
手術では、
皮膚なり
眼輪筋なり
脂肪(ROOF=隔膜前脂肪)を
切除していきます。
お客さんの二重の幅の好みを伺って
医者の匙加減で切除量を決めます。
ROOF(隔膜前脂肪)まで切除すると
重みがしっかりとれます。
こちらの解剖のシェーマが非常にわかりやすいので
ご参考にされてください。
(高田眼科HPより引用)
眼瞼下垂症を理解するために瞼(まぶた)の仕組みを知ろう。眼形成外科医が説明!! | 基本の話gankenkasui.takada-ganka.com
私は、ROOF(隔膜前脂肪)は切除しますが
眼窩脂肪は積極的に切除しないほうがいいと考えています。
なぜなら、眼窩脂肪は年とともに痩せてくるので
サンケンアイ(sunken eye)という状態になってきます。
(眼窩脂肪を切除を積極的に勧めてくる
美容外科医や美容カウンセラーは要注意です。)
加齢性変化で上眼瞼が痩せて
サンケンアイになった場合には
脂肪注入で解消させます。
(MaBuTaの形成外科HPより引用)
また
うわまぶたの皮膚が目にかぶさって視野狭窄となる場合は
眼瞼下垂症手術(その他のもの)の保険適応になります。
目をあける筋肉の緩みが原因の眼瞼下垂症についても
ゆくゆく書いていきますね。
それでは今日はこのへんで~
アディオス~