浮気調査(不倫調査)の目的の一つとして、不貞行為の証拠収集があります。

 

 

 

浮気(不倫)の状況によって、どのような証拠が必要なのか変わってきます。

 

 

 

不貞行為が行われる場所は、ラブホテル、一般ホテル、車の中、自宅など様々ですが、

今回は、場所が不倫相手の自宅で、不倫相手が不貞行為を完全否認し、裁判所での争いになった場合を想定します。

 

 

 

不倫相手の自宅での不貞行為を立証するには、下記2つの条件が必要になります。

①複数回の出入りの証拠が必要。

②「恋人じゃないの?」と想定できる証拠が必要。

泊まりの証拠があれば理想的ですが、泊まらずとも、何度も出入りしていれば大丈夫です。

 

 

 

なぜ、このような条件が必要になるか?

近年、ラブホテルへの出入りは、不貞行為の立証がしやすくなりました。

ラブホテルはそういう場所だからと、昔に比べて常識的になってきたからです。

当事者たちが、訳の分からぬ言い訳をしても裁判所に不貞行為を推認してもらえやすくなりました。

(ラブホテルの場合でも、複数回あった方が理想的です。)

 

 

 

しかし、不倫相手の自宅に出入りしても、不貞行為を推認する証拠とはなりません。

当事者たちも、様々な言い訳をしてきます。

「肉体関係は一切ない!」

「ただの友達だ!」

「男女間の友情を否定するのか!?」

などと、『ただの友達説』を唱えてきます。

 

 

 

 

ラブホテルへの出入りだと、このような言い訳をしても効果はほとんどありませんが、

不倫相手の自宅だと、可能性がある以上、裁判所も完全に否定はできません。

そこで、「恋人じゃないの?」と想定できる証拠が必要となります。

手を繋いでいたり、腕を組んだり、キスをしたり、と『ただの友達説』を否定する証拠を用意しておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうすることで、不貞行為を立証し、相手に制裁を与えることができます。

浮気調査(不倫調査)では、調査を進めていきながら、状況をしっかりと把握し、どのような証拠が必要かを考え、進めていくことが大切です。

 

 

 

 

※ブログでは、言葉足らずや説明不足になりがちですが、ご了承ください。

 

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