昨年1年を通して、私が担当になり、実際に調査現場に出た中で、記憶に残った案件がありました。

 

 

 

 

ブログで書きたいと思い、早速ご依頼者様に連絡をしたところ、

「どうぞ、どうぞ、書いてください。」
と許可をいただきました。

ありがとうございます。

 

 

 

ご依頼内容はご主人の浮気調査でした。

何が違うかと言うと、探偵に依頼したことがバレている点です。

ご依頼者様が初めて相談に来た時からバレていました。

 

 

 

なぜバレていたかと言いますと、

ご依頼者様がご主人の浮気を疑い、スマホを見たところ、女性とのやり取りがあったとのこと。

しかも内容は肉体関係を示唆する生々しい内容。

これに激怒したご依頼者様は、ご主人に詰め寄りました。

するとご主人は逆切れ。

「お前が悪いんだろうが!」

とか

「もう離婚だ!」

と言って実家に帰ったそうです。

逃げちゃったんですね。

 

 

 

その際に、ご依頼者様はご主人に向かって、

「探偵とか興信所使って、証拠集めてやるから覚えとけよ!」

と言っちゃったそうです。

 

 

 

ただ、このようなセリフを言っても、信じない人の方が多いです。

警戒しながら生活を送るのって、神経を使い大変なことだからです。

ただこのご主人は、めちゃくちゃ信じていました。

根が真面目なのかな?

 

 

 

調査初日から、警戒度が5段階で5。

10段階で10。

100段階で表しても100。

浮気と全く関係のない私生活でも警戒していました。

会社に出勤するだけでも警戒。

1日に何度、後ろを振り返るのか?

客観的にみると単なる不審者です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我々も、無理して追わず、少しづつ調査を進めていきました。

約1か月間の戦いでしたが、一瞬たりとも気の抜けない1か月間でした。

一番時間を使ったのは、作戦会議。

 

 

 

この調査では、ご主人の行動パターンや性格を分析して、先読みしながら調査を進めていく手法を取りました。

ある程度の行動パターンは尾行をして、集めましたが、あとは、先読みをして、各立ち寄り先に調査員を配置。

対象者と浮気相手が来るのを待つ手法です。

もちろん空振りもありましたが、そこはあまり気にせず、次のチャンスに掛ける。

(定額プランでの契約で、追加費用が掛からない為、このような調査方法になっています。)

 

 

 

 

面白いくらいに読みがあたり、現れた時は、面白い光景を見ることが出来ます。

ご主人と浮気相手は、後ろを何度も振り返りながら、ラブホテル街に現れますが、調査員が居るのは前です。

誰も尾行していません。

調査員は、ご主人たちの前から撮影しています。

それを知らずに、何度も何度も後ろを振り返ります。

「人ってこんなに首が回るんだ」と感心するぐらい振り返ります。

ご依頼者様には大変失礼な話ですが、撮影しながら笑っちゃう時もありました。

すみません。

 

 

 

 

結果、不貞の証拠3回分と浮気相手の住所、氏名、勤務先を割り出すことに成功。

 

 

 

 

動画を見たご依頼者様も

「こいつバカだ!」

と笑っていたのを今でも思い出します。

 

 

 

 

昨年、最も記憶に残った案件でした。

 

 

 

 

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