いよいよ計器飛行訓練開始! | ノーザンホークの飛行訓練日記

ノーザンホークの飛行訓練日記

北海道とLA (Chino) で操縦士ライセンス取得を目指すホークの訓練日記です

7時半起床~

午前中は砂嵐で汚れてしまったセスナを洗ってあげた。窓もかなり汚かったからね・・・


午後からいよいよ計器飛行の訓練開始!!


今までは、飛行機を視覚に頼って、窓から見える地形や目標物(建物、ハイウェイ、川、線路、空港など)をチェックポイントとして操縦する方法の訓練だった。パイロットの言葉では、「VFRで飛行する」と言っている。VFR=Visual Flight Rules、つまり、有視界飛行方式の略

じゃぁ、雲に遮られて地平線も周りの景色も見えない場合はどうするか?

この状況でも飛行機を操縦することができる。IFR=Instrument Flight Rules、つまり計器飛行方式で飛行することが可能


IFR飛行では、計器を使用して姿勢をコントロールし、目的地の空港への針路を示すVORなどの航法計器を使って雲の中を飛ぶことができるのだ。飛行機が着陸体勢に入るまで、機外をほとんど見ることができない雲に覆われた状態でも操縦することができる。でも、着陸時については、滑走路が目視できることが常に必須条件なんだけど。


計器飛行を行うには、計器飛行証明(ライセンス)を取得しなければならない。この訓練が今日から始まる!!というわけ。


訓練は実際に雲中で行うのではなく、つばの長~~い帽子(フード)をかぶって外を見えないようにして訓練を行う


今日の訓練は自家用操縦士の訓練の中で行った基礎のおさらいが主だった。ブラッシュ・アップといったところ



指示された針路(例:90度=東)へ向けての水平旋回(左右)

VORステーションへのホーミング(VORは電波が360度の方向に出ている施設で、この電波に乗ってステーションの真上をヒットする)

一定速度での上昇・降下

Timed Turn:標準率旋回<Standard-rate Turn>をしながら、所望の針路へストップウォッチを使って旋回する練習 次回この内容を説明しまっす。


飛行時間は1時間12分


連続1時間以上フードをかぶっての訓練は初めて。外の景色が見えない(実際は横目でちらっと見える・・・)ためなのか、或いはじーーっと計器ばかり見ているため、疲労度が今までとは全然違う。かなり疲れた。特に背中が凝った感じ。自然体じゃないってことだな・・・


訓練後は筆記試験対策で買ったテキストの読み込み開始!!


このテキストは札幌のN教官が勧めてくれたもの。図解が多くて理解しやすい。日本円で6000円くらいした・・・分厚いなぁ・・・コツコツ読まないとね。いつ読み終わるんだろう?!



ノーザンホークの飛行訓練日記-text1


ノーザンホークの飛行訓練日記-text3

分厚いっしょ
ノーザンホークの飛行訓練日記-text2