フラップなしの着陸編 | ノーザンホークの飛行訓練日記

ノーザンホークの飛行訓練日記

北海道とLA (Chino) で操縦士ライセンス取得を目指すホークの訓練日記です

7時起床~

朝の気温も16度C前後と少し肌寒くなってきた。

10時半からフライト訓練スタート!

今日はチノのトラフィックパターンで訓練

まずは、ノーマルのタッチアンドゴーを2周行い、続いて新たな科目であるNo Flaps Landingの練習


No Flaps = フラップ(下げ翼)を下げないで着陸する科目で、何らかの理由でフラップが故障した場合を想定しての緊急時の着陸だ。

因みにフラップは翼の後縁にある下げ翼。下記写真ではMAX40度下げている状態



ノーザンホークの飛行訓練日記-flap


フラップを下げることにより、揚力と抵抗を増やすことができる。特に着陸進入時に速度を下げながら降下していく際に威力を発揮する。ノーマルの着陸では10度=>20度=>30度と段階を踏んでフラップを下げていく。


フラップを下げないで着陸するということは・・・ノーマル着陸の感覚で操作してしまうと速度が増した状態で滑走路接地に挑むことになってしまう。非常に危険。ではどうする???!!!

パワーをコントロールしながら、機首を上げて着陸進入していくことがポイント

機首を上げることにより、相対風と翼の角度が増して揚力+抵抗を稼げる。さすがに、フラップを下げる効果よりも劣るため、滑走路全部を使って接地する気持ちで、ノーマルの進入角度よりも浅めに接地するテクニックが必要。


ノーマル着陸より滑走路進入時の高度が高いため、一瞬ビクッとするが、滑走路を全部使う気持ちで、じ~~っくり操作しやすいので、意外とすんなり出来るようになった。Good!


本日のフライト訓練は1時間半