少額取引で優待権利ももらえる「はるやま」を例に、投資の利回り感と押さえておくべき現実、そして優待投資に潜むリスクについてお伝えします。
株主優待の入門編として「はるやまホールディングス」をおすすめします。
最低投資額が比較的低く抑えられており、優待内容を加味した実質的な配当性向が極めて優秀なんです。
特に毎日スーツで働く会社員にとって消耗品であるシャツを優待で定期的にもらえるメリットは大きいはず。
投資の経験と優待の特権を同時に得られる、まさに一石二鳥の銘柄といえるでしょう。
はるやま株の魅力と置かれている業界環境を確認しましょう。
- 株主優待制度の中身
100株以上を継続1年以上の保有で、ネクタイまたはワイシャツ、ブラウス1品(6,600円以内)と交換できる「優待券(1枚)」、店舗で使える「15%割引券(2枚)」が毎年贈呈される。
- 驚異の回収スピード
本日現在の株価は832円。100株を83,200円で購入可能。 6,600円(税込相当)のワイシャツを毎年優待で受け取る場合、12年以上保有すると優待価値だけで投資元本を回収できてしまう計算に。配当利回りも加えるともっと短期で回収可能。
- 業界の状況と強み
紳士服業界はクールビズやリモートワークの普及で市場が縮小傾向にある。 青山商事やAOKI、コナカといった競合量販店も同様に苦戦しており、各社各様の差別化戦略で生き残りをはかっている。はるやまは「i-shirt」に代表される高機能な形態安定シャツやリラックス効果のある機能性ウェアを投入するなど商品開発力には定評あり。今後はレディースやカジュアル衣料へのシフト、EC事業の強化が成長の鍵を握る。
優待券はシャツだけでなくニットや小物などのカジュアル品に使える場合もあります(店舗でご確認を)。
郊外を中心とした地域密着型の店舗展開も強みで全国にショップがあり、グループ店のP.S.FAやTRANS CONTINENTSでも使えます。
家の近所にお店がない場合は公式通販サイトでも利用できる利便性の高さも魅力です。
私も2010年から15年間はるやまの株を保有し続けています。
おかげで在職中のシャツやネクタイはすべて優待品でした。
あいにくFIREを達成してからいっさい着なくなったので今後の使い道は検討中ですが。
一方、優待銘柄も慎重に選ぶ姿勢が大事です。
はるやまのような高利回り銘柄は魅力的ですが、優待は会社の業績や方針一つで、ある日突然廃止される可能性があります。
いわゆる「優待改悪」は株価を大きく押し下げる要因となり、含み損を抱えるリスクも無視できません。
資産運用の「光」だけでなく「影」もしっかり見据えた上で、賢く優待ライフを楽しみましょう。
優待権利獲得のための基準日は3月末なので仕込み時としてはそろそろ。
投資リターンで資産を増やしつつ優待品で節約もして、さっさとスーツなんて着ない日常を過ごしませんか?
お粗末さまでした。
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