1年生最後の参観日

 

皆の前で発表をする。

 

ナオと組んだ子(Iくんとしよう)の一人が、ナオに輪をかけ

て動く、邪魔する、暴言(暴力も)吐く子。

 

Iくんがナオと同じような障がいがあるか・・・わかりません。

 

でも、ナオが引きずられる原因でもあります。

 

さて、3人で前に出た。

が、Iくんは恥ずかしいのか、いつもとキャラが違う。

ナオの後ろに隠れて、顔を隠しキャーキャー言う。

 

大丈夫か?

 

後ろにいるIくんをみて、笑いながら

「ちゃんとやってよ~」

と、自分は発表する気でいる。

頑張れ、頑張れ!!

 

最初は二人で、そしてIくんも最後は一緒にやる。

 

出来たじゃん!!

 

母、教室の後ろでホッと胸をなでおろしておりました。

 

問題はその後。

 

机がなくなった教室の床で、みんなはお山座り(体育座り)

をしていましたが、なんでか寝転がる。

あのー、参観日ですよ~。

担任、特に何も言わない。

 

担任、Iくんともうひとりの女の子(この子も動き回るし、邪魔

しまくり)の世話に手を焼いていました。

ナオは寝転がる以外、邪魔はしないし、他の子にヤジを飛

ばさないでいられる。

時折、私の顔をみて様子をうかがう。

もちろん鬼のような顔をしているので、エヘヘと笑いながら

お山座りをしたり、足を伸ばしたり。

 

発表が早く終わり、

『誰のどんなところがよかったですか?』

と聞かれ。

本来、そういうのは苦手なはずですが、手をピンとあげて

指されると

 

『〇〇ちゃんの〇が良かったです。理由は声が大きく出て

いたからです』

 

と言えました。

 

中にはモジモジして言えない子もいましたが、ちょっと自慢

気にしていた姿は立派に見えました。

 

 

その参観後、担任と先日の診察時の話をするため、先生の

都合の良い時間に、体育館(バスケのために滞在)に迎え

に来てもらったのでした。