先日、小学校へ個人懇談に行ってきました。
15時というものすごく外が暑い時間。
車で学校へ行こうか悩んだ挙句、やっぱり歩いて行くことに
決めました。
首タオルに帽子、ポカリスエットをかばんにいれて、てくてく
15分の道のり。
暑かった・・・本当に暑かった。
夏休みに入る前、子供たちはランドセルを背負って徒歩帰宅
していたんだよな・・・
顔を真っ赤にしてぐったりして帰って来た日を思い出していま
した。
学校側は保護者のために『多目的室』なる部屋をクーラーで
キンキンにしてくれて、待合室にと解放してくださいました。
ありがたいことに汗だくの私には快適。でも居すぎると汗が冷
えてしまって・・・
全国的な暑さで、エアコン論争が巻き起こっていますが、私も
心配でした。
オープンスペースなる広い廊下は西日が入り暑い。でも、担任
から通された1年生の部屋は、驚くほど風が入り涼しかったです。
これなら午後からでも涼しいなぁ。
4階に扇風機があるだけっていうのも理解でき、安心しました。
さて、肝心な個人懇談の話です。
5月の運動会前に
担任 『いろいろ困っています』
と言われていたので、どれだけ改善されたのか、問いました。
担任 『まだ、興味のあるものがあると席を立ってしまうことが
ありますが、初期に比べたら驚くほど減りました。
お友達に呼ばれてついて行ってしまうことがあるので、
それが治るといいです』
『勉強の方はあまり心配していません。算数が特に好き
なようで、ドリルが皆より進んでいます。出来ない子に
教えてあげたりしています。』
『同年代のお友達とのかかわりはまだ課題があるようで
す。ただ、算数を教えたりすることによって、お友達にお
礼を言われたりするうちに、嫌なことで気を引こうとする
ことが減ってきたと思います。自分でも、良いことをする
と喜んでもらえるとわかってきたんだと思います』
と、嬉しい言葉を言われました。
少しずつだけど、成長している。
発達障害等で、学校生活がうまくいってないのかも・・・
ずっとそう思ってきたので、担任からの言葉はとても嬉しかった
です。
ナオの苦手としているところで担任と私の意見が合致しているの
は
『文章の問題がとても苦手』
ということ。
人の気持ちが理解しにくいということは、相手の言葉を理解して
いないということが多いです。
なので、文章問題で何を問われているのかが理解出来ないで
苦しんでいます。
言葉で指示されると？マークが飛び交ってる顔をしています。
それを一度に何個も指示されるとフリーズ状態になります。
話を聞いていないのではなく、頭で処理が追いつかなくて固まっ
てしまうのです・・・
お友達との関係も、ここが良くなると劇的にかわるんじゃないか
な・・・と話していました。
その他、担任に
『児童精神科に通院しようと思います』
と告げていたので、その話をしようとしたら、
『学校の支援級の先生たちとも話した結果、まず各所の先生と
連携して、1年生が終わるまでにこうなりたい、こうしたいと目標
を決めて動いていこうと思うのですが、どうでしょう？』
と提案してくれました。
小学校に入る前の『支援ファイル小学生版』です。
病院で診察してくるのも、もちろん有りです。
ただ、まずナオをどういう風にしていきたいのか、どこを改善し
たいのか、話しましょう！
とのことで、私は快諾しました。
夏休み後に書類を出したりしなくちゃいけないけれど、病院に
行かなくてもナオが良くなるのなら、その方が嬉しい。
そして担任から
『ナオくんがどういう時に授業に入れないのか、どういう風に接
するのがいいのか、扱いがわかるようになってきました』
と、いろいろ模索してくださっているようでした。
『良いこと、お手伝いが出来たときにポイントがたまるようにして
友達（問題のある子）と競わせていたんですが、ナオくんには良
かったと思っています。』（カッコ内は担任は言ってません）と。
『何か役割を与えると、それを一生懸命こなしてくれる』
『自分が必要なんだと感じてくれる』
そこを伸ばしたいです。
そう言っていただきました。
最後にバスケの話をして、
『このチームにいるんだから、大丈夫。上手くなりますよ！』
とナオを応援してくれました。
ちょっとルンルンした気持ちで児童玄関を出ると、保育園一緒
の保護者さんが2名。
ちょっと雑談に混ぜてもらったら
『実はうちのクラスだけ、緊急の保護者会があったんだよ！』
と衝撃の事実。
教室を抜け出す子が4名いて、4階を走り回ったりするらしく、
どうにもこうにもならないらしく。。。
外部の方を呼んで、教室から出ないように見張りをしている
ようです。。。
同じ学校、学年なのに全然知らなかった。
4年生でもそんなクラスがあるらしく、兄弟そろってその組に
居る子も・・・
ナオのクラスが一番ひどいと思ったけれど、上には上がいた･･･