胚移植をする前に自宅へ。さすがに制服じゃできないじゃ


ないですか。


しかし、終業前からの激しい吐き気で帰れるか不安。


ボーっとしながらとりあえず帰宅。


何にも食べないで9時まで我慢できないし・・・


どうせ吐くなら食べ物を食べなさいと言われ、無理矢理押


し込む。


立ち上がれないほど具合が悪くなってるところに旦那帰宅。


こういうときに限って、イライラさせること言うのよね・・・


もうヘロヘロ状態で病院へ。ホントの病人です(笑)



産婦人科病棟は大勢の先生、看護師さんが打ち合わせを


してました。こんなに多い産婦人科の先生がいる病院も最


近じゃ珍しいんでしょうね・・・5人はいましたね。



移植の前に先生に「気持ち悪いです・・・」と。


ちょっと心配そうな顔をしながらも、とりあえずエコー検査へ。



先生、通常診察後なのでバタバタ。卵ちゃんの最終状態も


チェックしていなくて、それを観に行ったり。


その間、看護師さんがうちわで扇いでくれてました。


「分娩室、広いからなかなか涼しくならなくて。ごめんね。」


と言いながら、「先生はいつも忙しいですね」「暇だと何して


いいかわかんないから良いのよ(笑)」なんていう会話でリラ


ックスしていたら、いつの間にか気持ち悪さもなくなりました。


すると、隣から「オギャー」と。


1時間前にお隣で出産があり、「カンガルーケア」というのを


している最中だということでした。


これも「ゴメンネ」って言われました。


でも、辛い気持ちにもならず、普通に受け止めていました。



さて、先生も戻り、卵ちゃんのOKが出ました。


卵巣もこの状態ならまぁいいか・・・とOKが出ました。


が、「妊娠したら入院になるかもしれない」と言われました。


やっぱり腫れちゃうみたいですね。。。


そして、定位置に卵ちゃんが入るか試しに管を入れ、OK。


この管が入らず、大変な思いをする人も中にはいるとのこ


と。もうこれ以上痛い思いはしたくないので、良かったです。


そして人工授精のように卵ちゃん注入。



あっという間に終了。1時間待機して帰宅しました。


そして、先生から写真をもらいました。


そうです。今、お腹に戻した卵ちゃんの写真です。


通常妊娠したり、人工授精していたら絶対会えない写真


です。


このまま妊娠・出産となったら、子供に話をするネタが出


来ました。


痛い思いをしたけれど、苦しい思いをした人しか見られな


い貴重な写真をいただけたこと、すごく嬉しかったです。



おまけ


お腹を締めたくないので、ワンピースで行きました。


それは薄い生地で裏地が必要な生地です。


その下にベージュのスリップを着て、透けないようにベー


ジュの下着まではいて。


それなのにワンピースについてきた大事な裏地を履くの


を忘れました・・・


いくら具合が悪かったからって、そういうものまで忘れる


私って・・・


バッグでお尻を隠すように歩いたのは言うまでもない・・・


夜でよかった・・・