注意:画質が確認できるようにピクスタのアンカーで表示しています
ピクスタの左下の画質確認のボタンで拡大して画質が確認できます
用語:
- Fマウント
ニコンのフィルムカメラ時代から使われているマウント。オールドレンズが使えて楽しいが、口径が小さいので広角で周囲が流れてしまう。 - Zマウント
ミラーレスと同時発売の口径を大きくし、センサーに近づけた新開発マウント。センサーがむき出しになり、掃除が大変。 - EVF
ビデオカメラでは昔からある電子式ビューファインダー。暗がり有利、ミラーがないので無音撮影、精細感でニコンがトップ。 - 一眼レフ
レンズから入る光をミラーで上に反射、ファインダーに導くのに安いミラーを使ったもの(軽くて小型)とレンズを使ったもの(ペンタプリズム)がある。 - 無音撮影
一眼レフでもミラーアップすれば可能だが、ミラーレスでは設定のみで可能になる - 瞳AF
明るいレンズなど、瞳でなくまつ毛や鼻にピントがいってピンボケとなる。そこで電子処理で瞳を検出してピントを合わせる機能
最近のミラーレスでは、飛んでいる鳥の瞳にピントがあうものまででている。 - 5D
キャノンの一眼レフ。職業的に人物を撮る人の持ち物の代名詞 - Sシリーズ
Zマウントで、とくに防塵防滴贅沢レンズ構成である高い製品の型番の最後にSがつき、キャノンのLを模したとおもわれる
概論:
Z6二台に24-70F4と50F1.8をつけっぱなしにして一年、2万ショット撮りました。
撮影運に恵まれて、ゴルフのワールドカップをプレスバッチで撮影する機会がありましたが、無音連射のおかげでインパクトの瞬間を撮影できました。
プレスのバッチを私のようなものがつけていると、本物のプロが珍しがって、いろいろ教えてくれるのですが、ベテランはキャノンの一眼レフで振り切ってから切ってました。若手で一名ソニーのαを使ってました。
これまた撮影運に恵まれて、プロのモデルをスタジオで撮影する機会がありましたが、1000ショット超えを電池一本(2台だから二本です)で撮り切りました。
人物なので、キャノンの5Dに囲まれましたが、瞳AFのおかげてハズレショットが一枚きりだったので、驚かれました。
そういうわけで
写真の出来まで知りませんが、素人が扱えるカメラはスポーツ撮影、スタジオ撮影においてZ6が最強です。
コントラストでピントを合わせるミラーレスは、位相差でピントを合わせる一眼レフのように自動ではピントがあいません。
そこで、画像解析して鳥の目にピントを合わせてくれるミラーレスもでてきましたが、そこまで自動になってしまった写真をみると、写真じゃない気がします。
フィルム時代からは考え付もしない仕上がりの写真の進歩ですが、カメラの性能向上と写真の独創性はベクトルからして違うので、そこを勘違いしないように心がけています。
各論:
Zマウント SシリーズのF4通しと、Fマウントの大三元とでは、有意な違いは認められない。
もちろん、Fマウントの大三元(F2.8のズーム)のほうが明るいが、高くて重い。
Zマウント Sシリーズでも大三元(F2.8のズーム)が発売されたが、実に高価である。
14mmからの広角ズーム(F4小三元)も魅力的だが、高い。
FマウントのF4では、日が落ちるとAFでピントが合わないが、ZマウントはF4でもAFでピントが合う(これが一番大きい差)。 日が落ちてからのZマウントで働く灯台を撮ってます
Zレンズ |
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
月も出ていない夜景でなければ、これ一本で足ります。
F4のZ14-30mmも発売になったが、基本同じこと。
ミラーレスであるZ6の一番の欠点は、ファインダーである。
ニコンの一眼レフは、下のクラスから値段相応にファインダーが、どんどん良くなって、最高峰がD850である。
D7200以上のペンタプリズムを用いた一眼レフからZ6に替えると、他メーカよりは良いとされるEVFでも不満はある。
Zレンズは、Fレンズの平均以上
単焦点には、明るさの優位があるが、それ以外は変わらない。
それよりも、F4なのに暗くてもピントが合ってしまうAF、暗がりでも明るく見えるEVFに驚くべき。
とはいえ目が慣れてしまうので、EVF、背面液晶で夜間ホワイトバランスをとることはできないから、数段撮っておくことになります。
Z24-70F4の難点は、コンパクト化のため沈胴式にして全長の延び縮が大きいこと
↑最短 ↓最長
この増えた体積分外気を吸い込むので、埃の取り除きでセンサー掃除が大変です。
ボディ一台レンズ一本でつけっぱなしにしても、Z24-70F4は埃がレンズ内に溜まります。
35mmの単焦点を借りてみましたが、FマウントのGレンズのような、驚くほどの差異は認められなかった。
Zマウントの弱点は、レンズを外すと、そこにセンサーがあることである。
そういうわけで、頻繁にレンズを替えるわけにはいかない。
キャノンや、ソニーのミラーレスも借りてみたが、ニコンだけオートフォーカスからピントリングを回せるということに気が付いた。
キャノンやソニーはオートフォーカスでピントを通り過ぎると、ニコンユーザには、我慢ならない状況になる。
それでもペンタプリズムは捨てがたい
風景撮りが多いので、やはりペンタプリズムが良かった。
Z6だと、カメラを置いて風景を見直す必要がある。そういうわけで50mmを主に使っている。
とはいえ、Z6は、暗いところでも、ナイトスコープのように見える、おかげで変なものが隅に写っていたということはない。
しかしながら、動き物は、ペンタプリズムに勝るファインダーはない。
持ち運べるのであれば、D850が最強である。
理由は、D850はビューファインダーで電子シャッターによる静音撮影ができ、その点がミラーレスよりも優れるからです。
Zのベストレンズ
Z 50mm f/1.8 S をベストとする。
この一本だけ、高解像という意味では「ずば抜けている」からです。50mmなので、対応範囲が広い。
Fでいうところの85mmF1.8G相当。これ一本のために撮り続ける意欲が出てきます。
できれば、24mmと85mmも同じ高解像路線で出して欲しいとおもう(出たけれど高いので出たことにしない)。
Z6の場合、初期設定で出てくるJPEGファイルは、サイズ優先の4MBytesである。昼間の撮影なら、これで不満を感じる人はいないだろう。
あえて、画質優先の設定にすると、8から21MbytesのJPEGファイルが出力される。
よく投稿するサイトのアップロード上限が20Mbytesのため、これだけが悩みである。
なぜならば、D750の12Mbyte前後のJPEGのほうが、偏りなく色が出ていたからです。
さらに理想をいえば、D750の次の機種がZマウントであれば、それがゴールと考える(D780というのが出たが、理想ではなかった)。
ペンタプリズムのない一眼レフほど寂しいものはない。
Now JJ0WAJ
一眼レフはEOD 6D
Now フィルムカメラも使っている
令和2年3月12日 に作ったきり、、