2020年の年越しを一人で過ごしました。
記憶の限りでは一人での年越しは人生初かもしれません。
今までの日常生活が、いかに幸せであったかを痛感しました。
紅白歌合戦を途中から見て、ゆく年くる年を見ながら新年を迎えたのですから、今回は見ていて辛かったです(T_T)
理由は昨年がコロナウイルスの影響で、家族や友人等との繋がりが求められていた年だったので、NHKも番組制作上そこをフォーカスしてる訳でして。
家族との繋がりの話になる度に自分が情けなくなってしまい、奥さんに心の中で何回もゴメンと謝りながら、涙を流して新年を迎える事となりました。
結果、泣きながら寝落ちしてました(笑)
思えば番組を見なければ良かったんですが、体質的にMなのか最後まで見続けてしまいました(-_-;)
多分、泣きたかったんですかね。
元旦の朝は寝正月で過ごすのも心身のバランスを崩してしまうと思い、散歩に出掛けました。
けど今住んでる街にある、奥さんとの思い出が脳裏を過ぎってしまい、辛くなり直ぐに家に戻ってしまいました。
心身のバランスという表現を使用したのは理由がありまして。
今から一ヶ月以上前に友人の勧めで心療内科の受診を勧められました。
人生初の心療内科です。
コロナの影響もあってか、予約出来たのは一週間以上先の事でした。
診断結果は自律神経失調症とうつ病の疑いがあると。
ドクターからは薬物療法を強く進められましたが、自力での治療を選択しました。
奥さんには診断結果を伝えませんでしたし、これからも言う事は無いでしょう。
治療にあたり、仕事を休んで長期のロードトリップに出る事にしました。
有給休暇を殆ど消化してなかったのが幸いでした。
旅から帰って来た12月末頃に再診して、ドクターからは今の状態であれば薬物療法をしない方が良いと診断されるフェーズまで回復する事が出来ました。
ここの経緯の詳細については、後日に改めて記載させて頂きます。
なお、この旅は友人からの温かい励ましや優しさが無かったら、出発すら出来ない位の状態でした。
一緒にいてくれるだけで、どれだけ励みになった事か。
人の優しさの有難みは、年をとってくると尚更響きます(笑)
それと今、私が住んでる家は持ち家です。
この街を出たいという思いと、純粋にこの街が好きという思い、そして奥さんと住んだこの家を売却する勇気が出ないという、自分でもどうしたいのか整理がついてない状況です。
ただ幸いなことに家に住み続けている事自体は、そこまでストレスにはなっていないのかなと感じてます。
ただ寝室は入るのが辛すぎなので封印してる状態ですが(笑)
今は、自然の成り行きに任せようかなと。
街の思い出の辛さも、暫くは時間の経過に身を委ねようかと思ってます。
ちなみに別居に当たり、最初は私が出る事を提案しました。
しかし奥さんがこの家を出たいという要望が強かったので、このような形になってます。
さて今は正月の夕方の時間帯なのですが、奥さんから連絡が無い状況です。
恐らく3日に奥さんの荷物の梱包と運搬をする事になるのかなと思います。
荷物の梱包は、私は立ち会わないつもりです。
運搬は荷物が重いので、手伝おうと思ってます。
梱包を手伝わない理由は、長い時間手伝うと心のエネルギーを沢山消費してしまい、メンタル的なリスクがあるかなと判断しまして。
さて、明日はどんな一日になるのか。
今は未来を想像すると寂しい事だらけです。
ただ、きっと本当に大切な事はいつか向こうからやってくるというのを信じて、それを一つ一つ大切にしていこうと思ってます。