最近、東京オリンピックのエンブレム盗作疑惑問題で、不思議な記事が色々と出ている。

いわく、
「佐野氏を殺そうとしているのか」
「安全圏から匿名で叩いている」
等の論調が、YAHOOニュースや、色々なニュースサイトで散見するようになった。

私は、基本的に「推定無罪」という対応をすべきだろうという認識でいる。
とはいえ、「疑惑」、「異議」を言うのはその人の自由だと思う。
それこそ、「表現の自由」の範囲であろう。

一方の佐野氏、東京オリンピック組織委員会の対応はどうなのか?
反論を出来る範囲でキチンとしているだろう。
ただ、その反論した内容に再び、「疑義」がでているのが問題だと私は思う。

「STAP細胞問題」を始め、「盗作」等の問題は多数あった。
マスゴミはその間、「殺される」とか「匿名で叩いている」という報道をしていたのだろうか?
何故、今回の「東京オリンピックのエンブレム盗作疑惑問題」だけで、そのような論調が出てくるのか?

私には、「東京オリンピックのエンブレム」に関わる人達、及び、組織にとって、現在のエンブレムのまま、有耶無耶に終息させたいという意向があり、その方向にマスゴミが誘導しようとしているのではないだろうか?と思えてしまう。

今、匿名で発信しているのは2ch等の匿名掲示板で、一部のWebサイトがそのサイトの運営者が独自の判断、視点で掲載しているだけであろう。

これのどこに問題があるのか?
「大手マスゴミ」の報道の仕方は正しくて、「世の中の個人」の投稿の仕方は誤っているという事を言いたいのであろうか?

私は、「冷静な議論」は必要だし、今の「東京オリンピックのエンブレム盗作疑惑問題」も冷静な論調になっていると思う。
ただ、「デザイナー」の過去作品に「疑惑を感じる作品」が多く、それに「同意する」意見が多いだけある。

個人が感じた意見を、「作者の人権」に配慮して表現してはいけないという論調が出てきた事に非常に違和感を感じる。
こういう時に、「日本人の良識」を持ち出し、「特定の方向に導こう」とする意見のように思え、「非常に怖い意見」であると感じる。

今回の問題を、解決したいのであれば、デザイナーである佐野氏、東京オリンピック組織委員会が、もっと丁寧で納得出来る説明をすればいいだけでしょう。

東京オリンピック組織委員会のお金の一部には、「国費」「税金」、その他の「善意の寄付金」等があるのでしょうから、「公的な位置づけ」での説明が必要でしょうから。