欧米の日本研究者約200名が安倍総理宛に公開声明文を出したというニュースがでておりました。

マスゴミの主たるところは、「安倍総理へ歴史認識で謝罪せよ」という点を取り上げているようです。

ただ、産経新聞は、以下の点を捉えた記事を配信しております。

・戦後日本が守ってきた民主主義、自衛隊への文民統制、政治的寛容さなどは祝福に値する
 →一定の評価

・責任の所在はすべて日本側にあるとの韓国の主張
 →日本だけでなく、韓国と中国の民族主義的な暴言にもゆがめられてきた。

・韓国側が「20万人以上」などと主張する慰安婦の数
 →恐らく、永久に正確な数字が確定されることはない

・元慰安婦の証言は多様で、記憶に一貫性がないものもあると認めた

・証言は心に訴え、それ以外にも公的資料によって裏付けられている
 →資料の詳細などに具体的に触れていない。
という事です。

日本を研究している学者さん達ですら、従来の慰安婦問題でのアピールポイントを
下げざるを得なくなってきているようです。


事実を基に議論をするという点において、これは大きくはないものの、確実な一歩になるのではないかなと思いました。

かつて安倍総理が、「歴史問題は政治家ではなく学者さんが行う」(超いいかげんな意訳)というニュアンスの発言をしましたので、その流れとしては十分に意味がある声明のように思います。

日本政府は、この声明文を足掛かりに反論していけるのですから。

何か言われたら、
「学者ですら正確な人数が把握できないといっている」
「中韓両国の民族主義的な視点で歪めた内容ですよね」
と言えるんです。

最後に
「欧米の日本研究者200人ですらそう言っているから」
「根拠を示して」
と言えばいいんですから。


安倍総理の米議会スピーチが「歴史的」と言われているのに若干の違和感を感じておりましたが、こういう影響が出てきた事を考えると「歴史的」というのは的を得ているなぁと感じてしまいました。

そう考えると、あとから見ると、この声明文って、結構大きな一歩だったとなるかも知れませんね。