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新たな旅

"new kid in town"

 

 

 

意外なことに、シドニー大学外国人学生枠へは、日本から毎年200名ほどの出願があるらしい。

ほぼ100%合格というのだから、日本の若者もなかなかのもの、誇らしき実績と知る。

あくまでも、大部分は現役学生の数字であるようだが。

大学在籍学生総数約70,000名、うち2025年度の新入学生枠は、若干12,000名。

 

 

わたしの場合の出願方法は、ふた通り。

 

その1 

高卒時の成績(豪Y12に相当)または、国際英語学力試験結果 TOEFL または IELTS

わたしの母校(公立高校)では、随分以前に東京都からの指導により、膨大な過去資料は整理処分され、また、あまりにも旧い昔の卒業生なので、成績証明書を出してもらえなかった。

「. . . という「理由説明書」なら発行できますが. . . 」

今年5月の一時帰国の際、母校へ出向いた時にそのように言われ、すなおに「はい、お願いします」と、いただいてきたところまでは良かったのだが、日本語の卒業証明書以下すべて英訳した公文書として、要提出。しかも、大学公認の翻訳機関で翻訳されたものだけが、受理選考対象。

 

わたしは、Permant Resident 豪永住者のため、地元国内学生と同等の扱いとなる。

つまり、海外から応募する「外国人学生枠」には該当しない。

ちなみに、日本人学生の場合、センター試験成績がそのまま考慮対象にもなるそう。

 

その2 

Matured Age Entry Scheme  社会人のための入学プログラム

ビザ・年齢・その他(高)学歴なし など、すべての出願条件中、一点だけ除き該当するわたし。

 

TAFEといって、州立専門高等学校で、大学入学のための予備2ヵ年コース修了が必須であることが判明。

予備コースへ2025年入学できたと仮定、2027年になって、初めて漸く大学本科へ進める資格ができることになる。

 

今この時点で、日本の通信制大学を選択すると、向こう3〜4年で学士修了取得し、その後にシドニー大学本科編入資格ができる。

つまり「シドニー経由」の方が、「日本経由」よりも、やや「時間短縮」に寄与。

そう考えると「シドニー経由」を確立着手、本格的軌道修正をすぐに始めた方が、良かないかい?

「面倒」なことには、どちらもあまり変わりなさそうなのだから。

 

 

 

 

 

 

 

元々、あまりよく眠れないたちなところへ持ってきて、昨夜は遅くまで、シドニー大学への入学出願要項を検索していたので、今朝の目覚めはいつにも増して芳しくない。

まるで、昨日のわたしの落ち込み加減を試されているかのように、どんよりとした曇り空に溶け込んでしまいそうな冴えない朝。

 

人生そのものが、こんなふうに常に後手にまわる生き方をしてきたような気がする。

それは、現状に及んでもまだ「遅れてきた少女」のなれの果てにしがみつきたいのか、まるで「貰い事故」にでも遭ったかのように、起こりうるはずのない不自然な演出をこっそりしているのではないか、そうとしか思えない。

 

 

こちらの学校の始業時期は、小・中・高・大に至るまで、概ね1月最終週から2月初旬にかけて。

御多分に洩れず、シドニー大学も、一番早い学部開始は、2月初め。

そして、今現在、まさにその入学出願受付の真最中、しかも第二次受付中。

これには、Y12、高校3年生の現役学生の出願数が、その大きな割合で含まれている。

が、わたしは、と言えば、昨夜、漸くそのような情報(願書受付開始、実は既に半年前から始まっていた!)に辿り着けただけである。

わたしの眼は、長時間パソコンの画面を凝視し続けているため、すべてが三重に見え始め、気分は壊滅的妄想だらけの脳内に、けたゝましく危険注意信号が鳴り響くとともに抑制ベールが音も立てずに降りてくる。

 

 

5月に遡り、その気になれば、時間など、腐るほど、売るほどに、幾らでもあったのに。

Plan A 日本の大学一本槍で準備してきたものだから、Plan B シドニー大学に関しては、まったくの手ぬかり、盲点だった。

(もう少しよく考えていれば、分かりそうだったものを。)

 

さて、どうする。

どちらの大学でも、今の時点なら出願することは可能。

(失われた日本の大学提出用、出願志望動機書一式はどうする?)

 

どちらの大学も、合格する見込みは薄い。

(シドニー大学入学は、思ったより複雑な行程を踏まなければならないらしい)

 

なんだか、とても一筋縄ではゆきそうにない。

 

(面倒)

この二文字が脳裏を過ぎる。

 

(あぶない)

いつものように、この二文字の誘惑に負けてはいけない。

 

なんとか克服し、前へ進まなければ。

わたしに与えられた「制限時間」は、わたしのくだらない考えなどよそに、刻一刻を刻みつけている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

失くしもの。

昭和のその昔。

落とし物なら、落とし主も拾い主も、交番へ届けるのが当たり前だった。

現代は、サイバースペースで無くしものなどしてごらん。

それっきり、これっきり、一巻の終わり。

 

日本の大学入学出願用文書の下書きをようやく仕上げ、あとは、コピペするばかりだった。

あれこれファイルの入れ替えをしているうち、その「すべて」を喪失。

(うそでしょ!)

誰のせいでもない。

「保存」しておかなかった、わたしだけが悪い。

 

約2ヶ月(も)かけて、あ〜でもない、こーでもない。

字数制限と格闘しながら仕上げた秀作、我ながら自画自賛。

 

久しぶりに堅い文書と真面目に取り組んだ。

あとは出願日まで指折り数え。

 

そして、そのオンライン出願は、昨日から解禁。

第一次審査料をオンライン振込みし、次の段階は「出願書類オンライン提出」。

そして、同じ書類のオリジナルを国際郵便で送付すれば、出願完了。

 

その土壇場のつい2日前になり、降って湧いたように、わたしのこころは、揺れに揺れ始めていた。

こころがわりの片鱗を果たしてサイバースペースの向こう側でたれぞに見られてしまったのかしらん。

 

 

「完璧な下書き」は、憐れむ暇も与えられず、呆気なく消えた。

が、実を言えば、下書きの下書きが、別のフォーマット内で、息を潜めるようにまだ残されていた。

推敲に推敲を重ねていった段階での下書きなので、蘇生活性化、再利用するには、

最終推敲を、一からしなければならない。

やり直し、仕切り直して、出直しか。

だが。

時間が。

いままた、出願するつもりならば、の話。

 

何にケチをつけられたのか。

いやいや、立ち止まってケチをつけたのは(このわたし)?

それとも「天の思し召し」?

いえいえ、わたしは信心などにはほど遠いや*ざもの。(←禁止用語? 伏字で)

 

さあ、どうしよ?

 

 

 

 

 

 

何代も続く西洋館のエントランスにある巨大な置時計の振り子のように、

わたしのこころは大いに揺れ始める。

 

調べれば調べるほど、シドニー大学の方が、より実現の可能性大のように見えてきた。

日本の通信制とは異なり、face-to-face 通学制受講のみであるが、

自宅から通う交通の便は至極よろしく、寧ろ大学へ実際に足を運ぶこと自体、

運動にもなり健康によろしい、などとは、明らかに老女の言。

 

日本の通信制大学は、3年課程だが、推奨修学年数は、4年間。

現実問題とし、通信制学修は個々の学生の厳格な自己規律が求められるに違いない。

「入るのは比較的容易かもしれないが、出るのはそう容易くない」?

 

学費を比較すると、シドニー大学は対面授業のためか、日本の通信制大学より、約30%増 x 3年間。

英語学力 IELTS 6.5、または、TOEFL 650点以上に満たない学生は、

正規課程学修開始前に、初年度の5〜36週 x 20時間/週 English Prepation Course 

受講推奨されている。

成績、学部によっては、必須義務付けられる場合も。

 

初年度英語力アップコース A$23,400 (36週受講の場合)

希望学部正規課程第一学年@A$57,700 (x 3年)

 

本来は、日本の大学で学士(BS or BA)取得(3年合計A$46,376)、

シドニー大学へ修士(MA)課程編入を目論んでいたのだが、

日本の大学の学士資格は、そのまま横滑りに受け入れられないらしきと判明。

よくてせいぜい、修士課程編入時「選考考慮の補助に成り得る程度」らしい。

 

つまり、わたしのように「健康時間」に制約があるかもしれない身としては、

日本の3年間が、まるっきりの無駄とは言わないが、それほど有益でもないかもしれない。

新しい進路の可能性がひらけたのは良いのだが、それはそれで、そのまま新しき懸念の勃発。

贅沢にも悩ましきところ。

 

 

 

 

IELTS . . . International English Language Testing System

 

 

 

 

 

「う〜ん、どうしよう。」

 

子供たちに「軌道修正するかもしれない」と話をしたら、娘は " Great Self Ego ! " 「良いかもね」と賛成派っぽい。

つまり、いまのいままで何ごとにも完璧主義すぎて、大したことないと(自分では)思っていた(思い込んでいた)英語が、実は意外にも大学レベルで通用するかもしれない、そう、ぼんやりながらもやや輪郭が見えてきたこと。

それだったら、なにもわざわざ日本の大学へまわり道などせず、最終目標であるシドニー大学へ「直に入学しちゃえば?」

そのシドニー大学で、今年から junior lecturer として教鞭を取る息子は、最初から、

「その路線(シドニー大学)で行けば?」

「英語? 母さんの英語なら、全然大丈夫!」と言ってくれていた。

実の親子だから、あたり鉢に入りきらない胡麻をたんと擦りながら。

 

とにもかくにも、IELTS (International English Language Testing System) を試しに受けてみよう。

そして、その結果を判断の材料に。

一方、日本の大学のオンライン出願は、来週10月7日(月)から始まるが、出願料払込締切は28日、書類送付も日本時間28日必着。

出願を保留にするだけの時間的余裕があるのか?

この週末中に、迷いを払拭、方向性をはっきりさせなければならない。

そう、時間との戦い。

(どうしていつも、ぎりぎりになって、こういうことになるの?)

充分時間をかけてここまで準備してきたのに、土壇場になって、目移りして、What do I do ?

 

 

 

 

 

 

 

 

What if ?

What if I try University of Sydney straight away instead ?

 

ふっと湧いた疑問詞。

 

昨晩、IELTS (International English Language Testing System) の模擬試験問題を検索。

ひとつふたつ腕試しに挑戦してみた。

テストと名のつくものを「自主的に」受けるわたし。

天変地異だ。

 

日本では知名度高く、また重宝がられている TOEIC と同様、この IELTS は、TOEFL と並び、英語を第二外国語とする学生の英語力を測るテストであり、こちらの大学ではどこでも、出願の際、これら公認英語学力判定試験の最新(2年以内)の成績評価提出を求められる。

残念ながら、TOEIC だけは日本独特、日本のみで通用する英語学力テストのようである。

 

更に検索を進めると、conversion table テストAの点数を、テストBへ換算する、換算表を発見。

わたしの(日本の)友人の TOEIC 960点を例にとってみると、彼なら、即シドニー大学入学可の英語力、と判定されるらしい。

なれば、わたしにも、希望の光が、ないことはない、ことになりそう。

 

友人の英語は、「読み・書き・単語力」は、おそらく、わたしよりかなり数段上級の、脱帽恐れ入りやの平伏レベル。

今でもちゃんと勉強している様子。

(見習わなくては。)

 

だが、「聞く・話す」に関しては、(ごめん)シドニー在住34年のわたしに軍配。

(そりゃそうだ。)

朝から晩まで、24/7 ヒアリングクラスを受講しているようなもので、それが生活の一部どころか、全て。

「話す」も然り。

上達せざるを得ない。

しないと生活してゆけない。

文法も発音も、誰も彼もこだわる人などいない 

こだわるどころか「だから、それがどうした?」

 

だがしかし、外国人学生として現地大学入学となると、突然話は変わる。

 

昨日の晩までは、日本の或る通信制大学入学出願のため、準備してきた。

それが、どうだろう。

それまで、どんより灰色空に低く垂れ込めていた雲が、唐突にぱあっと、遥かな遠くを見通せるかのように、ひらけた。

 

学費は「遠距離」でも「近場」でもそう大差ない。

さすれば「時間」、それが一番の要になりそうだ。

 

海の向こうの、自分の生まれた国の母国語、日本語で大学レベルの学修を極めるのか。

それとも、海を越えてやってきたこの国で、わたしにとり外国語である英語で、大学の高等教育を受けるか。

どちらを選択しても、目標(卒業)までの「所要時間」は、3〜4年かかると予想される。

果たしてそれだけの時間が与えられているのだろうか、わたしには。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ、オンライン出願解禁が来週に迫る。

志望動機書は、すべて下書き準備を終えている。

が、最終確認を、ちょっとだけ。

 

(しなきゃいいのに)

と言ったところで、ゆうことを聞くような珠ではない「もうひとりのわたし」。

 

「文書推敲」で既に最終確認したはずなのに、一晩寝て起きると気が変わり、また手を入れたくなる。

いつもの悪い癖だ。

そうなると、文字制限など、あっという間にオーバーしてしまう。

(だから言ったじゃないの、そのままで充分良かったのだから)

 

 

現受講生の話によると、科目によっては、毎週2000字レポート提出が義務付けられているそうな。

400字詰め原稿用紙で5ページ分。

 

長ければ良いというものでもないが、文字制限が長くなればなるほど、わたしは頭に乗って更に延々と漢字カタカナひらがな英単語の知る限りを尽くし、それらしく、最もらしい、400字x5ページを夜な夜な書き綴っていそう。

いやいや、自由作文ではないのだから、文書らしくまとめる技術をまず学ばなければ。

 

大学のカタカナ英語では「リテラシー」として、必修科目とし分類されている。

wikipideaによると、

「日本の場合は「読み書きの能力」という意味で使われることはほとんどなく、ある特定の分野に関する知識や理解能力のこと」とある。

本来、英語の literacy とは、単純に読み書きができる学習能力のことである。

 

カタカナ英語の不思議のひとつ。

 

 

 

 

 

 

万が一、と思い、いつもの航空会社とは異なる航空会社のフライト状況をチェックしてみた。

全く同じ日程だが、A$200も安い。

購入せず保留のままにしておいたら、数時間後、航空会社から自動メールを受信。

「予約購入が未完ですが、本日23:59までお客様の便宜ため、『お取り置き』しておきます。

お気が変わり、ご購入しない場合何もする必要はありません。こちらでキャンセルいたします。」

 

その昔は、この「異なる」航空会社の常連利用者だったのだが、そのうち、シドニー〜東京間は、日系航空会社の方が、割安で直航便の数も多いこと、また、行きは空スーツケースでも、帰りは常に「お持ち帰り」が多いため、一人当たり預け荷物20kg x 2個口可は、その格安航空料金をさらに抗いがたい魅惑のものに。

 

だが、この度はおそらく弾丸ツアー4泊5日のため、土産物ショッピング時間の余裕はなさそう。

そして、何よりも、あの大きなスーツケースを、しかも2個口など、ひとり旅ではとてもではないが、もう体力的に叶わない。

 

どのみち、格安は度外視しなければならないだろう。

日本の大学生になる道は、なんて遠く、しかも決して安くない!

 

 

 

この「プロジェクト」に取りかかり始めた5月末あたりから、東京羽田行きフライト状況をこまめにチェエクしている。

 

というのも、入学願書の第一次審査を通過すると、第二次審査、対面式面接試験が予定されており、これには本人確認の意味も含まれているのだろう、余程の理由、しかも認可されなければ、出席必須。

余程の事情とは、健康上已なき理由、または、渡航制限を余儀なくされている状態の国、地域など。

因みに、ダメ元で海外在住を理由にオンライン面接の可能性を打診してみたが、すげなく却下。

だから、一次合格の場合は他の合格者同様、二次面接試験を受けたいのなら、一時帰国の準備用意をしておかなければならない。

常は格安航空券狙いなのだが、「指定された日時」旅程に合わせるため、ほぼ無理な相談。

従って、第一次書類審査合否発表後、航空券購入しなければならない。

 

今現在のこの時点で購入しておくこともやぶさかではないが、万が一、書類で振り落とされた場合、、、「目的をうしなった傷心の旅」に堪えられるだろうか?!

 

航空運賃は、希望フライト日程が近々に迫れば迫るほど、購入金額も並行上昇。

航空業界の魔性のような仕組み。

実現すればおそらく一時帰国としては、わたし個人の過去最短弾丸ツアー、4泊5日くらいの日程になりそうだ。

 

いつものように「観光と抱合せ」2週間ほどの滞在予定を組めないこともない。

が、この度だけは、物見遊山、浮かれ気分で機上の人とは、なれそうにない。

 

ここ何年か、毎回日本へ帰る際は、全期間、格安ビジネスホテルを常宿としてきた。

それでも、両親がまだ健在の頃は、寧ろ実家へ経済的心配を掛けない配慮でホテル住まいだったが、両親共に老齢化が進むにつれ、徐々にゴミ屋敷化する「実家の様子」を眼にするのが辛かった、それが本音だった。

現在実家は(実兄のみ居住)住所として存在はするが、両親他界後、改めて格段立ち寄る理由は、もう何もない。

 

さて、どうしたものか。

定宿(現地払い・直前までキャンセル可)は、大まかな日程で押さえてある。

面接日時に焦点を当てた滞在日数とすると、前後であれもこれも詰め込まなくてはならない。

用意周到の準備要。

特にどうしても外せない叔母と親友との面会は、今から打診してみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数十年ぶりに、役所へ提出するような漢字だらけの固い文書を書き始めて丸1ヶ月。

当初の予定通り、9月末で完了。

後は10月半ば、オンライン出願日を待つばかり。

 

そうそう、証明写真を用意しなければ。

オンライン出願と同時に(紙の)オリジナル書類に添付、

国際郵便で発送、締め切り日時必着。

 

こちらでは郵便局でパスポート用に作成された写真だけが、公式認定採用される。

日本にあるような、便利な「スピード写真」などは、ないものねだり。

 

3年乃至4年で卒業予定(希望)だが、

「2024年の証明写真だけが絶対に歳をとらない事実」を意図的創作。

良い卒業記念になりそう。