介護って本当に大変
おはようございます！
前回まで：病院から我々夫婦のコンドミニアムに直行した義理ママを数日介護することに
登場人物
日本人妻
43歳・日本人だが人生ほぼ海外在住
タイ人夫
39歳・野菜嫌いな肉食タイ人男子
夫婦の会話は英語・タイ語ミックス
義理ママ
67歳・ひどい関節リウマチ
義理父
67歳・早期退職後家の王様に
義理姉
43歳・2年飛び級したタイの東大
修士課出身＞現在出家している菜食ハゲ
介護とはー休みがない
二人が帰ってきてから、ベッドを整え、
着替えを用意、慌ただしくご飯の用意、
その間も暇してないかな、とお水あげたり
話しかけたり。
夫君はリモートで仕事をしたり
ゲームをしたり。
いつもならYouTube再生して
イヤホンでご飯の用意をするところ、
イヤホンをすると
「話しかけないでちょうだい」
と言うメッセージを送ることになるのでは
ないかと気を使って、YouTubeもなし。
食事も、お箸を使えない義理ママ
（関節リウマチで指がありえない方向に
曲がって固まっているため）
のために、細かく切ったり、
スプーンとレンゲとどっちが使いやすいか
聞いたり、コップも持ち手がついている
ものの軽いの探したり。
その間にトイレに行きたいと言われたら
連れて行くのにまた二人がかり。
お願いだから寝てくれぃ😅
ご飯を食べ終わったら
体勢を整え、お盆を下げ、
ひっきりなしにかかってくるLINE電話で
おしゃべり、色んな人から気にしてもらって
ご機嫌な義理ママ。
声はめっちゃ元気だし
もう寝ましょうか？と聞いても
まだ早い！
こんなに早い時間に寝ない！（21時）
そ、そうですかい。
なんだろう、寝てくれたらこっちは自分のことが
できるようになるのにな、、、。
と初日は考える暇もなく、
1人分？いや1.5人分増えた家事をとにかくこなし、
部屋が散らかっていると心が荒んでくる
性格なので、とにかく片付けしまくっていた。
寝させるのも一苦労
さぁ流石に寝てくれ。
23時になったら、歯を磨かせ、
（もちろんベッドでね）
トイレに行かせる。
この時まだ歩行器も買ってないし、
こっちも何をしたらいいかわからない状態での
トイレ介助、記憶にないくらい大変だった。
１回のおトイレに15分から20分かかる。
夫君はトイレに到着したら、
パタンとドアを閉め、あとはよろしくモード。
トイレのドアが閉まってからが大変なのに。
まあ、、、またこのあたりの愚痴は後ほど。
その後大量の枕とクッションで体勢を整え、
一番痛くない体制にして寝させ、終了。
23時30分ごろ。
やっと自分のことをやりながら
寝る場所を作成し、
寝る。
でも初日はやっぱり眠れないよ。
心臓がドキドキしてまだ
体が緊張している。
そして7時くらいに電話が鳴るわけ。
トイレに行きたいと。
寝させて・・・
在宅で両親・義理親・家族を無償で介護されている皆さん全員を尊敬します。マジで尊い。
そう、そしてまだ、
本当の介護の意味を知るよしもなかった
日本人嫁なのだった。
to be continued...