絶対優位と比較優位。
あるコミュニティでは、
野菜と魚を食べて暮らしている。
2人の住民にスポットライトを照らす。
ふたりは、1ヶ月間、野菜又は魚の生産だけに当てているが
1ヶ月間丸々生産したときに以下の単位だけ生産できる。
Aさん 野菜6 魚10
Bさん 野菜4 魚2
なお、生産量は労働時間に比例することとし、
例えば、Aさんが半月ずつ野菜と魚とを生産すると
野菜3・魚5を獲得する。
ここで、魚の生産能力にだけ注目して考えると
Bさんは、Aさんに及ばないこととなる。
このとき、AさんはBさんに絶対優位であるという。
また、野菜の生産能力においても
Aさんは絶対優位である。
それでは、AさんにとってBさんは役に立たないか、
2人は協力し合うことが出来ないのかというとそうではない。
1ヶ月には生産できる単位は限られており、
Aさんは、野菜を1単位獲得するためには、
魚を10/6(≒1.666)単位諦めなければならない。
一方、Bさんは、野菜を1単位獲得するためには、
魚を2/4(=0.5)単位諦めればすむ。
このとき、
野菜の生産においてBさんはAさんに比較優位であるという。
つまり、Bさんは野菜を生産し、
Aさんの生産した魚と交換してもらえば、
2人の満足度(効用という。)はそれぞれが勝手に生産したときよりも高くなる。
何がいいたいのかよくわからなくなったけど、
効用を上げるべく、分業は進んできたのだ。
※注
魚と野菜にはそれぞれ満足するための量があるため、
このとおりにならないこともある。