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昨日で東日本大震災から15年目が経ちましたが、私も静かに祈りあの日の事を考えており、ご遺族を思い一日を過ごしました。

 

私は両親を亡くす際にそれぞれ死をイメージできる時間が与えられましたが、犠牲者のご家族にとってはあの日が最後の「いってらっしゃい」になるとは考えもしなかったと思います。その苦しみがどれだけのものか、筆舌に尽くしがたいものがあります。

 

また、突如として愛する家族から引き離された犠牲者の方々も、肉体を離れても暫くは心の整理がつかなかったと想像します。多くの魂がそれぞれたくさんの心残りを残して旅立たないといけないだなんて、こちらも本当に筆舌に尽くしがたいです。

 

私も個人的にご家族を亡くした方を2人知っております。

お一人は津波でお母様を亡くされ、もう一人は漁に出ていたご家族を亡くされて、それでもお二人とも海と自然に向き合って今日を生きておられます。

 

お母様を亡くされた方は、ご遺体の写真を見せられても直ぐに分かってあげられなかったことを深く悔いておられ、漁に出ていたご家族を亡くされた方は、無線で聞いた最後の声が忘れられないと仰ってました。

 

 

私はお二人のお話しを聞いた後に見た、一瞬の深い悲しみを湛えたあの目を忘れられません。相当なトラウマを抱えながら残された家族として今を生きる、今と向き合うお姿に様々な感情が交錯します。

 

 

2519人の行方不明者の方々がいつの日か必ずお家に帰れますように。

亡くなられた方々の魂が安らかであられますように。

残されたご遺族にとって、辛い記憶がいつか優しい思い出に変わりますように。