ご訪問いただきありがとうございます。
最近、Netflixのゴールデンカムイにハマッています。
あまりアニメは以前は観ていませんでしたが、キングダムにしかり、最近の歴史アニメは面白いですね
。
ゴールデンカムイの何が面白いかって、アイヌの方々の言葉や文化、アイヌの人々の歴史的背景や北海道の自然に触れられていて、尚且つ日露戦争についても掘り下げられていて、テンポも早く目が離せない作品です。
私のひいおじいちゃんは「ぴっぴのおじいちゃん」と呼ばれておりましたが、ぴっぴは日露戦争、支那事変で陸軍衛生上等兵をされてました。
だからこの作品へは特別な想いもあります。
先日行きました動物園でヒグマを見たのですが、あまりの大きさにたじろぎました![]()
ゴールデンカムイでも、北海道のヒグマと闘うシーンが何度もありますが、マタギがいかに現代においても地域にとって貴重な存在であるか気付かされました。
実際にありました三毛別羆事件の記録にもありますように、マタギの方々の働きは改めて評価されるべきです。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%AF%9B%E5%88%A5%E7%BE%86%E4%BA%8B%E4%BB%B6
実は私、何年も前のお話にはなりますが、自然豊かな環境に位置する当時の職場でツキノワグマに遭遇しました
。
*ここからは少し長くなります、ご容赦くださいませ。
あの年の体感では、私が住む地域でツキノワグマの出没が最も多かった時期だと今でも思います
。
前年まではタヌキもすごく多くて毎週車にひかれていたのですが、ツキノワグマが多く見られた年からめっきり減り、今ではほとんどタヌキを見なくなりました。
クマがタヌキを食べちゃっていたのかなとさえ思っています
。
回覧板や職場でのメールでもクマ注意報のお知らせがほぼ毎週のようにきていたのですが、遭遇したその日も今頃の季節でした
。
ある日、ダイエットにと仕事終わりの夕方に同僚とウォーキングをしていました。
職場の入口からたった100mあまりの雑木林でそれは起こりました。
歩いていた小道の横、背の高い草がガサガサと揺れ(映画でよくあるあの音とシーン)、同僚と「?」と首を傾げながらも雑木林を進んでいた直後、背後から気配を感じ後ろを見たら、なんとデカいツキノワグマの上半身が見えました。あれは間違いなく母親で、ガサガサと音を出していたのは子熊だと瞬時に悟りました。
次の瞬間、我々は全速力で走っていました。
死んだフリ?
ムリムリ!
身体は勝手に走り出していました、しかもその先は行き止まり!!アカーン
私は走り出した途端、脚がつんのめり、恐怖と我慢していた尿意でちょっとお漏らし![]()
行き止まりの絶体絶命で、耳も聞こえなくなりました👂。耳が恐怖で聞こえなくなる、という体験を生まれた初めてした瞬間でした。
冷や汗が滴る中、咄嗟に私は落ちていた長い茎の得体の知れない植物を集めてムチを作り、同僚は携帯電話の大音量でレディー・ガガの曲を流してくれました。
その数分間で起きたことも今では笑えますが、音楽に合わせるかのように我々の頭上にはトンビがぐるぐると飛んでおり、顔の周りにはまとわりつく蜂、挙句の果てには目の前をキツネまで走り抜けていきました🦊。
幸いなことに、レディー・ガガのドスが効いた声と私のパニック状態の雄叫びが功を奏してか、クマの親子はそのまま姿を隠してくれました。
同僚が呼んでくれた事務へのヘルプコールで男性職員2名が様子を見に来てくれ、そのまま我々も無事で帰れたのでした。
それであの時学んだことですが、万が一、ツキノワグマなりヒグマなり遭遇したものなら、死んだふりなんてできないものです。
やはり、人間の本能として身体が勝手に走ってしまうもの。
走ってしまったものなら、全速力で雄叫びを上げながら走りぬくしかないです。
その後、市が職場に派遣したクマ対策の講習会がありましたので、懲りずにその同僚の方と出席しました。
ツキノワグマの基本的な生態や移動範囲、こんなウンチや足跡があれば近くにいるかもしれない、程度の内容でした。
我々は、もし遭遇したらどのような闘い方をすればいいのか、もしくはどのような撃退ツールを備えるべきかなどを掘り下げてお話して頂きたかったです。
熊除けの鈴はかえって自分の存在を知らせてしまうかもしれないし、撃退スプレーは自分にもかかって目が痛くなるかもしれないし、世間一般がお勧めするツールは私的には疑問が残ります。
最近コストコに行った際に、使い方によってはクマを退散させられるかもしれない便利なライトを買いました。
4,000円しなかったと記憶しておりますが、あと数台あってもいいかと思います。



ソーラーライトで携帯電話も充電できるようです。4種類のライトも付くし、最初のライトが強力です。
大声出しながらこのライトを振り回したら、クマもドン引きしてくれるかもしれません。
とはいえ、彼らが決して悪い訳ではなく、自然界に我々人間が動物たちの生息地を脅かしてしまっている、このなんとも切ない不条理さ。
当日は怖かった気持ちと同じくらい申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
あのクマの親子がどうかお腹いっぱいで、今でも元気に、でもひっそりと暮らしていて欲しいという気持ちを最近また思い出し、回顧録として書いてみました。

