こんにちは。

 

私は以前より書いている通り、北海道の元請建設会社で働いています。

今、特に足りないのが公共土木工事を受注するために必要な土木施工管理技士です。

 

この土木施工管理技士の平均年齢は年々上がっているみたいで、地方の公共工事で元請けをしている会社のほとんどは常時募集をしている状況だと思います。

新卒は常時採用していますが来ても2~3年で辞めてしまう人が大半です。

 

さらにいうと新卒の就職希望者も少なく各企業の採用募集の人数のほうがかなり上回っている状況なのです。

 

この土木施工管理技士という職種は資格も重要ですが、何より経験と実績が重要で工事の管理がしっかりとできる人は喉から手が出るほど欲しいという状態です。

 

だから転職市場でも30代~40代の技術者は空前の買い手市場となっているわけです。

 

中には転職を繰り返して年収をどんどんと上げて行っている人もいます。

 

あくまで北海道の地方都市ですが、私がいる地域の元請け建設業者は1級土木施工管理技士で現場を熟せる技術者であれば平均年収600万円を超えていると思います。

 

あくまで北海道の地方都市なので、札幌はもっと高いかもしれませんし、関東はそれ以上でしょう。

 

このご時世に収入だけでいけば結構高い業界だと思います。

 

また、最近は土木関係の学科がある高校・大学が少なくなっており各企業は新卒採用では、普通科の学生も募集して会社で時間をかけて育てるといったこともしております。

 

だから、土木系の学科を出ていないと就職ができないということもありませんし、かなり丁寧に技術者として育ててくれることを期待できるでしょう。

 

この業種はとってもキツイ業種ですが(肉体的にではなく、精神的に)、収入的には安定しています。

 

もし私が今から20代に戻れるのであれば、総務や営業ではなく技術者としてやっていきたいぐらいです。

 

20代で就職活動されていて苦戦されている方、ぜひやってみませんか?

 

学科が土木系でなくても、20代から30代前半くらいまででやる気があれば採用してくれる建設会社はかなりあると思います。

 

技術者としてスキルを確立すると、30代でもかなりの高収入を望めて転職も困ることはありません。

 

そのくらい需要がある業種です。

 

ぜひご参考までに。