こんにちは。

 

ご存じの通り私は、本州から北海道に渡った移住者です。

その私が一番驚いた事・・・それは農家・酪農家が裕福な人が多いということです。(特に十勝地方は)

北海道内だけだと食料自給率が198%(ネット調べ)もあるそうです。

 

確かに、農家さんの家には良い車、豪邸がたくさん立っています。

農家さんあるあるで、後継ぎのいる農家さんは古い戸建ての家の同じ敷地内に豪邸の新居が建っているのをよく見かけます。

(建替えなどもあるため一概には言えませんのであしからず)

 

あくまで私のイメージですが、本州にいたとき農業をしている方は、年金をもらいながら趣味でやっていたり、兼業農家で農業以外にも仕事を持っていたりと農業だけでは食べていくことが難しいという方が多いというイメージです。

 

やはり、北海道というブランドが確立されていること、一枚あたりの田んぼや畑が広いことで大型のトラクターなどが使えて効率が良いこと、畑の土が肥沃であることなどいろいろな要素があると思います。

 

ただ勘違いしてほしくないのが北海道で土地を買って農業をやると全てうまくいくかというとそうではありません。

当然、後継ぎがいなくて畳んでしまう農家もあればうまく経営できずに辞めてしまわれる農家の方もいらっしゃるのを耳にします。

 

また、農業は土づくりなどは、科学的な知識のいる仕事ですので農地を買ったからといってすぐに作り始められるものではありません。

もし農業をされたい方は、どこかで農業の知識を身につけなければならないし、農地を所有するのも農業委員会の許可が必要であり、その許可要件の中に農業経験が必要となっています。

 

大型の重機を使い広大な農地を最少人数で切り盛りして経営もうまくできた農家さんが結果的に成功しているんですよね。

農家さんは春から秋までが勝負ですから北海道の一番いい時期を堪能できず働いていらっしゃいます。

 

あと酪農家さんは生き物相手ですので365日24時間休むことができません。

ですので、家族総出で働き旅行などもいけないような制限があります。

 

よくテレビやネットの動画などで北海道の農家さんの良さを前面に押し出して憧れを持たれる方もいるかもしれませんが、どんな仕事にも良い面やデメリットもあるものです。

 

それでも農業にチャレンジしようと思っているのであれば、受け入れてくれる農家も結構あると思いますよ。

私がこっちに住んで農家さんをいろいろ見てきて思ったことを書いてみました。

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました