今はだいぶましになったけれども、自分には高所恐怖症がある。小学校の頃、同級生の10階以上のマンションに行った時に高所恐怖症があるのに気づいたものだ。このマンションの通路は水はけをよくするためか通路の手すり側が下がるように傾きがあって、余計に恐怖感をあおられたので歩いた時は生きた心地がしなかった。

特に崖の柵のないところが、足がすくんでしまう。

 

実生活で問題になりそうだったのは、賃貸マンションを不動産屋に案内してもらっていた時に、通路を歩いていてやはり気分が悪くなったのがあり、決めきれずにいたので、不動産屋に「ここのどこがだめですか?」と聞かれてしまった。

その時は「値段が・・・」と取り繕っていったので後日家賃が多少安くなってそれで契約している。

 

当初は歩くと気分が悪くなったが、しばらくするうちに慣れてしまった。

 

自分は3階以上に住むことがこれまでなかったのがあったから、高所恐怖症であったのかもしれない。

 

一方高所恐怖症は程度にもよるかもしれないけれど、人間に必要な防衛反応だとは思っている。

子供がいるのでよけいにそう感じるのかもしれないけれども、昔マンションの屋上で小学生が遊んで転落して亡くなったという話があったので、そういう事故を防ぐ意味でも高いところの危険性に鈍感であってはいけないだろう。