第8回：お勧めのパワースポット・聖地のご紹介：「伊勢神宮」名高き日本神道の総本社

お勧めのパワースポット・聖地のご紹介：第8回
伊勢神宮：名高き日本神道の総社

　お勧めのパワースポット・聖地のご紹介の第8回は、いよいよ伊勢神宮です。神道の中心的な神であり、皇祖神である「天照大神」信仰の総本社であり、神社の中の神社、日本神道の総本社とも言うべき神社です。神道の公式の見解においては最高の聖地となります。

　そこでまず、①伊勢神宮に関する文献からそのご紹介をします。そのあとに、②2013年11月2日、私たちが実際に行った時のレポートをご紹介します。

　この2013年は、20年に一度の伊勢神宮（三重県伊勢市）の式年遷宮と、60年ぶりの出雲大社（島根県出雲市）の大遷宮という二大神事が、ちょうど重なる年にあたり、60年に一度の稀な機会に参拝させていただきました。

　そして最後に、③ひかりの輪のパワースポット・聖地巡りの思想や、聖地巡りの際に行うと心身の健康に良い、ヨーガ歩行瞑想に関する記事をリンクしてご紹介します。

●文献からの伊勢神宮のご紹介

●伊勢神宮
　「日本人の心の故郷」ともいわれる伊勢神宮は、まさに太陽の国･日本の祖神であり天皇家のルーツに当たるとされる太陽神･天照大神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする、我が国で最高の格を誇る神社です。内宮(ないくう)と外(げ)宮の二つのお宮（正宮）をはじめとする125のお宮によって構成されています。

◎内宮
　内宮は、まさに太陽の国･日本の祖神であり天皇家のルーツに当たるとされる太陽神･天照大神をお祀りしています。
　神宮の由緒は、第10代・崇神天皇の時代までさかのぼります。それまでの天皇は、天照大神の孫にあたる邇邇(にに)芸(ぎの)命(みこと)が地上に降臨（天孫降臨）する際に大神から与えられた「八咫鏡」（大神と一体とされるご神体で、皇位の印である「三種の神器」の一つ）を、宮中で奉祀していましたが、崇神天皇は神様の意を慮って、宮中の外に奉祀し始めました。
　その後、ご神体は、丹波国（2012年ひかりの輪でも巡礼した丹後の元伊勢・籠(この)神社付近）をはじめとする各地を巡りながらお祭りされ、最終的に、第11代・垂仁天皇の時代に、大神の意を受けて、この伊勢の地に奉祀されるようになりました。これが伊勢神宮の内宮の始まりです。

◎外宮
　外宮には、天照大神の御饌(みけ)（お食事）を司る神、豊受大神をお祀りしています。
　第21代・雄略天皇の時代に、天照大神によって、丹波国に祭られていた豊受大神を近くに召したいとの神慮が示され、内宮の近くに豊受大神がお祭りされるようになりました。これが伊勢神宮・外宮の始まりです。

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●伊勢神宮参拝レポート：2013年11月2日

（※同行したスタッフのレポートです）

2013年の11月２日は、式年遷宮が行われた伊勢神宮参拝にいって参りました。建て替えられたお社は檜の色も美しく、大変清々しいものでした。

20年に一度の遷宮の年ということで、大変な参拝者と聞いていましたので、早朝から詣でたのですが、やはりかなりの人で、列に並んでの参拝となりました。下の写真は内宮の入り口、正門にある鳥居の様子です。この先に、五十鈴川を渡る橋があります。