忙しかった週末から明けた月曜日。
休み明けの日はホームスクーリオングもいつものリズムに戻るのに時間がかかります。
末っ子は「やりたくない」モードに入っていて、なかなか授業が進みません。
私も疲れがとれていなく、イライラモードにちょっとなっていたので、最初の一時間はバトルでした。結局「ガッツン」と叱る羽目に。
その後は、なんとかスムーズに進み、ワークブックが終わる頃、末っ子から先週図書館から借りてきたアングリバードの本を読んでほしいとリクエストされました。
借りてきてから、興味津々で何日も自分でパラパラめくって読んでいたのですが、甘えん坊の末っ子は一緒に本を読むことで、「仲直り」をしたかったのかもしれません。
アングリバードと一緒に世界を探検するというテーマの地理雑誌。ナショナルジオグラフィック・キッズの一冊です。7大陸に区別されていて、それぞれに生存する動物、生物、地理的特徴、人口、人口密度、特産物、などなど、面白い写真と情報がびっしり!
目次のあとのページに載っている世界地図をみて、
「台湾はどこ?」と聞いてきたり、最近の北朝鮮のミサイルの話題が頭に残っているのか、
「北朝鮮はどこ?」なんていきなりの質問に私もびっくり。
「ここがマダガスカルだよ。」(「マダガスカル」の映画で名前だけ知っているので)と教えてあげると、「わぁ。」と目が大きくなったり。
とても楽しく知識を「吸収」していました。
今日は「bottlenose dolphin」について読み、「哺乳類(mammals)」とは何か復習し、イルカの知能は人間に次に高いものだと信じている人たちが多くいることを知りました。一年後には間違いなく、この母も少しは賢くなっていることでしょう。
息子のワクワク感をみていると、ホームスクーリングの目的の一つを思い起こされます。それは、「好奇心を培うこと」。学習が楽しいと思えるようになり、自分の疑問の答えを探したいと思えるようになれば、目的達成です。学校の勉強だけで学習は終わるものではなく、何歳になっても、学ぶものはいっぱいあります。人生ずっと学習のジャーニーだと思うのです。だから何を学んだか、よりも、「学ぶ姿勢」が身につくことを目標に、これからも楽しく学んでいってほしいですね。
ちなみに、学校から帰宅した次男も今この本を読んで、「アフリカで飼われている犬は…」「東京はアジアで一番大きい都心部だって」と言っています。家族みんなが楽しめる一冊です。笑