先週末、主人が教会の「メンズ研修会」に参加してきた。
先月ブログでも書いた、家から一時間半くらい北にあるクリスチャン研修センターでの研修。
その研修から帰ってきて早々、見せたいものがある!と言われた。
これこれ、見て!と突き出されたのは、主人が撮ったビデオクリップだった。
写っているのは、今ではおなじみの研修センターのカフェテリア。
でも、いつもあるカフェテリアの光景:「楽しく会話を弾ませながら、食事を取る研修者たち」は一人もいなく、
聴こえてくるのは、おなじみの讃美歌。
目に入ってきたのは、声を一つにして、神を誉め称える人でいっぱいのカフェテリア。
ギターを弾き、サックスを吹き、声を合わせて歌う教会のメンズたち、その向こうには、
ちょうど研修センターに泊まっていたある黒人の教会グループ。
そして、あっちこっちにキッチンスタッフとセンターのスタッフたちが立っている。
みんな声を揃えて、神を誉め称えている。
さすが黒人の教会だけあって、讃美歌のレベルが高い!
所々ではもりが聴こえてくる。
あぁ、これがプレビューなんだな。そう思った。
天国のプレビュー。
知らない人でも、イエスを敬い、愛い親しむ心があるならば、
心が一つになるのは一瞬のことだ。
研修センター史上初の出来事だったらしく、誰もがびっくりしたらしい。
研修センターなのだから、讃美歌を歌い、神を誉め称える人は毎日沢山いるが、
カフェテリアで、いきなり讃美が始まったのは、初めてとのこと。
いつもはセンターで奉仕しているため、教会に出席できないことが多いセンターのスタッフも
この機会を逃すまいとカフェテリアに顔を出した。
「心からの笑顔」が一目瞭然だったそう。
とても貴重な体験ができて、主人は帰って来てからもしばらくは興奮状態で
その時の様子を語ってくれた。
すべては、いつも「何か、だれかのために何かしよう!」と心がける牧師さんのおかげ。
突拍子もないアイデアも多いけど、こんな風に人の心を温かくしてくれることばかり。
人種、年齢、社会的地位、男女など、なんの妨げにもならない。
神を心から誉め称える人たちならば、声を一つにした瞬間、心が繋がる。
だから、お互いのことを「姉妹」や「兄弟」と呼ぶ。
神を天の父に持つ、大家族の一員なのだから。
主人から見せられたビデオクリップを見ながら、
いつかは訪れる天国での讃美を想像してみた。
思わず笑顔になり、温かい液体が目にちょっと溜まってきたのに気づいた。
ビデオはYoutubeにシェアしてないので、神を讃美する声をここでシェアできないのが残念だけど...