リエモン」なんて聞いたこともなく、ただ「本音で生きる」という題に魅せられて

「1-Click」で Kindleで買ったこの本ですが、実はあまり共感の持てない本でした。

もちろん、学べることもありましたが、信念の違いというか、人生に対しての観点が

根本的に違うので、人生に対してのアプローチが全く同意できないところが結構ありました。

でも、それはそれでいいと思います。人それぞれ自分の納得できる生き方を選択できるから。


このレビューでは、やはり、今までのレビューのように学ぶべきところをシェアしたいと思います。

一番心に響いたのは、時間がない、お金がない、自信がない

「ない、ない」づくしは口実でしかない、ということです。

本気でやりたいことがあれば、できないことはない。

「『やるか』『やらないか』。それだけなのだ。」

そして、やらないのは、結局は愚痴を言っている一方で、

「今のままの方がいい」という気持ちがあるからだ。



一見強引な結論に見えるかもしれませんが、よくよく考えてみるとその通りだと思うのです。

どうしてもやりたいことなら、なんとかしても達成させるのではないでしょうか?

さらに、「長期ビジョンなど意味がない」と著者は言い切っています。

「長期ビジョン」も結局は言い訳だと言うのです。

やりたいことがあるのなら、今すぐ実現させる。というのが著者のモットー。

言い訳ばかりで、だらだら時間を無駄にしてきた私にとって、

気の引き締まる言葉でした。


本音で生きるために必要なもう一つのキーポイントとなるのは、(少なくとも私にとっては)

他人の目を気にしないこと、です。

自分が思っているほど他人は自分のことを見ていないという事実と直面するのは

自分を「懼れ」に繋いでいた鎖が外れて、自由を得たような解放感がありました。

考えてみれば、他人のことなんて、ちょっと気になったとしても、

すぐに忘れてしまうものです。

同じように、自分に対して、他人が何かの意見を持ったとしても、

一時的なものでしかありません。

そう思えたら、他人の目なんて不思議と気にならないものです。


全ては同意できなくとも、全部に同感を持てなくても、学ぶべきものはありました。

いや、逆に今までの読書の中で、同感が持てなかったほうでしたが、

それにも関わらず、背中をプッシュされるものがあって、とてもためになった箇所もあり、

勇気も結構もらいました。