"Left Behind"

ニコラスケージ主演のこの映画の

日本語のタイトルはなんだろう?

ふとそう思いながら、映画館で観そびれた

この映画を図書館から借りたDVDで昨日の夜、

やっと観ることが出来ました。



クリスチャンではない方はご存知ないかもしれませんが、

この映画は、プロテスタントにおけるキリスト教終末論で、

未来の主イエスキリストの再臨において起こると

信じられている、キリスト教徒の携挙を描いています。



「兄弟たち、既に眠りについた人たちについては、希望を持たないほかの人々のように嘆き悲しまないために、ぜひ次のことを知っておいてほしい。

イエスが死んで復活されたと、わたしたちは信じています。神は同じように、イエスを信じて眠りについた人たちをも、イエスと一緒に導き出してくださいます。

主の言葉に基づいて次のことを伝えます。主が来られる日まで生き残るわたしたちが、眠りについた人たちより先になることは、決してありません。

すなわち、合図の号令がかかり、大天使の声が聞こえて、神のラッパが鳴り響くと、主御自身が天から降って来られます。

すると、キリストに結ばれて死んだ人たちが、まず最初に復活し、

それから、わたしたち生き残っている者が、空中で主と出会うために、彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられます。

このようにして、わたしたちはいつまでも主と共にいることになります。


ですから、今述べた言葉によって励まし合いなさい。」

テサロニケの信徒への手紙一 4:13-18


これをただのストーリーだって思う方も多いでしょう。

人間が突然消えるなんてあり得ない話だからです。

しかも何百万人もの人間が地球上から一度に消えるなんて

どんなに想像力の豊かな人でも信じられないのも無理ありません。

それを聖書を信じているキリスト教徒は疑いもなく信じています。




「その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。ただ、父だけがご存じである。


人の子が来るのは、ノアの時と同じだからである。


洪水になる前は、ノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていた。


そして、洪水が襲って来て一人残らずさらうまで、何も気がつかなかった。人の子が来る場合も、このようである。


そのとき、畑に二人の男がいれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される。


二人の女が臼をひいていれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される。

マタイによる福音書 24:39-44


と書かれているように、映画の中でも、

ついさっきまで目の前にいた人達が急に消えてしまうシーンがあり、

その後、世界中がパニック状態に陥るのですが、

このイベントまでの経過は「産みの痛み」に例えられていて、

いつ起きるかは誰も知らないが、その時に近づいているという

サインは確実にあります。



陣痛のように、出産の時が迫れば、迫るほど、痛みも増し、

出産間近だとわかります。

このようにして、携挙の時に近づくにつれ、

世界も頻繁にやってくる「痛み」を経験します。

その「痛み」には、地震などの天災、世界中を襲う病気

なとが含まれていて、ここ数年、異常なほど頻繁に起こる

世界中での天災や病気を見ても、

その時が刻一刻と近づいていることは間違いない

とクリスチャンは信じています。



もし、この携挙が本当ならば、

もし、本当に世の終わりが近づいているのならば、

あなたは、毎日をどう過ごしますか?


本当かどうかは今、証明できることではないのですが、

どっちにしろ、毎日が最後だと思って、

悔いのない生き方をしたいですね。