ニコラスケージ主演のこの映画の
日本語のタイトルはなんだろう?
ふとそう思いながら、映画館で観そびれた
この映画を図書館から借りたDVDで昨日の夜、
やっと観ることが出来ました。
クリスチャンではない方はご存知ないかもしれませんが、
この映画は、プロテスタントにおけるキリスト教終末論で、
未来の主イエスキリストの再臨において起こると
信じられている、キリスト教徒の携挙を描いています。
「兄弟たち、既に眠りについた人たちについては、希望を持たないほかの人々のように嘆き悲しまないために、ぜひ次のことを知っておいてほしい。
イエスが死んで復活されたと、わたしたちは信じています。神は同じように、イエスを信じて眠りについた人たちをも、イエスと一緒に導き出してくださいます。
主の言葉に基づいて次のことを伝えます。主が来られる日まで生き残るわたしたちが、眠りについた人たちより先になることは、決してありません。
すなわち、合図の号令がかかり、大天使の声が聞こえて、神のラッパが鳴り響くと、主御自身が天から降って来られます。
すると、キリストに結ばれて死んだ人たちが、まず最初に復活し、
それから、わたしたち生き残っている者が、空中で主と出会うために、彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられます。
このようにして、わたしたちはいつまでも主と共にいることになります。
ですから、今述べた言葉によって励まし合いなさい。」
人間が突然消えるなんてあり得ない話だからです。
しかも何百万人もの人間が地球上から一度に消えるなんて
どんなに想像力の豊かな人でも信じられないのも無理ありません。
それを聖書を信じているキリスト教徒は疑いもなく信じています。
「その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。ただ、父だけがご存じである。
人の子が来るのは、ノアの時と同じだからである。
洪水になる前は、ノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていた。
そして、洪水が襲って来て一人残らずさらうまで、何も気がつかなかった。人の子が来る場合も、このようである。
そのとき、畑に二人の男がいれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される。
二人の女が臼をひいていれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される。
と書かれているように、映画の中でも、
ついさっきまで目の前にいた人達が急に消えてしまうシーンがあり、
その後、世界中がパニック状態に陥るのですが、
このイベントまでの経過は「産みの痛み」に例えられていて、
いつ起きるかは誰も知らないが、その時に近づいているという
サインは確実にあります。
陣痛のように、出産の時が迫れば、迫るほど、痛みも増し、
出産間近だとわかります。
このようにして、携挙の時に近づくにつれ、
世界も頻繁にやってくる「痛み」を経験します。
その「痛み」には、地震などの天災、世界中を襲う病気
なとが含まれていて、ここ数年、異常なほど頻繁に起こる
世界中での天災や病気を見ても、
その時が刻一刻と近づいていることは間違いない
とクリスチャンは信じています。
もし、この携挙が本当ならば、
もし、本当に世の終わりが近づいているのならば、
あなたは、毎日をどう過ごしますか?
本当かどうかは今、証明できることではないのですが、
どっちにしろ、毎日が最後だと思って、
悔いのない生き方をしたいですね。