蜷川幸雄(にながわ・ゆきお)さんを、お見掛けしたことがありました。

10年くらい前
私は、その頃建築設計事務所で、働いておりました。

東京~ロンドン間 ヒースロー空港に向かう飛行機の中でした。
私がエコノミーで映画観ていて、機内が暗くなったころ、
スタッフの方が、私の席と近くにいたらしく、蜷川さんがきて談笑していました。

長い時間のフライトなので、何度かスタッフの席まできていました。


蜷川さんは、私の印象として、「世界の蜷川」というよりも
穏やかな、人懐っこい感じでした。


こんな穏やかな方が、大好きな演劇の世界になると
世間で言われている違う感じになるのか、
不思議でした。

自分が変わるくらいの世界で住むことに
とても興味を持ちました。

いつか私も自分の好きな事をして生きていきたいな
とおぼろげながら、イメージしていました。


それがまさか、10年後、自分がカウンセラーになるとは
思っていませんでした。

思い続けると夢がかなっていたことに気づきました。



すごい人は、そこにいるだけで周りを変えていくんですね。



蜷川さんのご冥福をお祈り申し上げます。