JoyStudy愛ブログ よしき | 東北支援学生団体JoyStudy

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東北支援学生団体JoyStudyは東日本大震災を受け、東北復興のために【楽しく自分達に出来ることをする】という理念のもと、関東を拠点に活動している学生団体です!金銭的支援、啓蒙活動、現地ボランティアの3軸のもと活動しています!

こんにちは!

 
今朝は今シーズン最強の寒波が流れ込んできたとのことで、かなり寒い朝となりましたね。皆さんも体調管理には気をつけて、暖かくしてお過ごしください!
 
さて、本日のブログは12代目として更新する最後のブログとなってしまいました。最後は私、よしきの愛ブログで締めさせていただきます。それでは早速どうぞ!
 
 

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失敗は怖いし

あせってパニックになるし

何度思い出してもなさけなくて

わーっとなるんだけど

なのにそれなのに

どうしても投げ出せないの

 

 

改めましてこんにちは。東北支援学生団体JoyStudyで、本日まで代表を務めてきました、3年のよしきです。いよいよ12代目の愛ブログも最終回となりました。9人目ともなると、既出の内容もあるかと思います。12代目のみんなの愛ブログを読んで、皆さんはどんなにことを感じたでしょうか。一般の方が読むとき、東北にゆかりのある方が読むとき、ジョイスタの先輩方が読むとき、そして、今日まで一緒に活動してきた大切な仲間たちが読むとき。おそらく、みんな受け取り方が違うかと思います。私のブログもきっとそうでしょう。今回は、引退に際して私が感じたことを、感じたままに綴っていこうと思います。

 

過ぎった心情

 

さっそく引用させて頂いた冒頭のフレーズは、私の人生の教科書『3月のライオン』の中の一節です。(この作品のあらすじや醍醐味を説明したくてたまらないのですが、そんなことをしていると日が暮れますし本筋から外れるので今回は割愛します)この作品は現在も連載中なのですが、私の心に響いた人生観があらゆる場面に散りばめられています。義務教育なので、読んだことがない人は今すぐ書店へ行きましょう😁

 

そんな冗談はさておき、この言葉が私の1年間の心境を象徴しているように思えてなりません。昨年の8月、12代目の代表に手を挙げ、1時間以上にも及ぶ演説と質疑応答の末、先輩・同期から信任をいただきました。役職をいただいたことを嬉しく思うとともに、今まででは経験出来なかった、「一歩引いたところから見たジョイスタ」を垣間見ることが出来るのではないかと思い、胸が弾みました。

 

しかし、そんなポジティブな心情でいられたのも束の間。私たちへの代替わりが目前に迫る時期、やっぱり自分には荷が重すぎるのではないか、1年間代表を全うすることなど出来るのか、いやいや、もう決まってしまったことなのだから、今更後戻りなどできない。既に複雑な感情が私の心を支配していました。リレーでピストルの音と共に走り出したのに、引き返す人がどこにいるのか。でも、この先の長い道のりで、大きな失敗を犯してしまったらどうしよう。

 

友だち

 

スタートを切った以上、もう止まることはできません。だから私は、最初に見通しを立てるところから始めました。これから一緒に活動する12代目には、どんなメンバーがいるのか。どんな思いでジョイスタの活動に参画しようとしているのか。そして、私たちの活動の最終着地点をどこに定めるのか。私も含め、メンバーみんながこの先の長い道のりで迷わぬよう、まずは大きくてとてもざっくりした地図を描きました。

 

『東北と友だちになる』

 

これから私たちが活動に行き詰まったとき、私たちの意思がバラバラになりそうになったとき、あせってパニックになったとき、とにかく悩んだり困ったりしたとき、必ずここに戻ってこよう。第2回mtgで、そんな話をしました。

 

メンバーなら知っているかと思いますが、私はこのテーマが大好きで、特に最初の頃はことある事にこのテーマを語っていたと記憶します。だから、今思えば当時は私がみんなに強制してしまっていた部分もあったのかなぁとも思いつつ、、でも、みんな好きでいてくれたかな〜とも勝手に思っています笑

 

今日になって気づきましたが、やっぱりこのテーマが12代目に合ってたなって思います。それは、特にイベントまでの一連の流れを見てれば分かります。イベント当日に、メンバーが東北の魅力にハマっているのはもちろんなのですが、その過程においても確実に私たちはテーマを体現していたのではないかと思います。その過程とは、言うまでもなく毎週木曜日のミーティングですね。

 

木曜日

 

ここで、私とジョイスタとの出会いについて書きます。私はジョイスタと1年生の秋に出会いました。私の入団当時は1年生メンバーがおらず、しばらくの間は10.11代目の先輩方からの愛情を独り占めしていました。

 

みんなと直接顔を合わせられるたった週に1回のミーティング(以下、ミーツ)。このミーツこそがジョイスタの根幹であり、ジョイスタの本質であり、そして、ジョイスタそのものだということ。ジョイスタの活動はミーツから全てが始まる、と言っても過言ではありません。

 

今でこそ毎週都内の1箇所に集ってワイワイミーツをできていますが、こんな楽しげな光景を、私は最初から経験できたわけではありませんでした。コロナ禍。私たちからあまりにも多くのものを奪った得体の知れないウイルスは、私たちが直接顔を合わせて活動する機会までも奪いました。入団当初は隔週で対面ミーツができていたが、しばらくするとオンラインミーツが続くようになり、実に7ヶ月以上連続で続いた時期もありました。

 

オンラインミーツでも、パソコンの前で話を聞くだけの時間になってしまわぬよう、イベントのコンテンツリーダーや喜多方ラーメンの企画への参加(伝われ)、学年ミーツの企画や新歓の計画など、できるだけ自分から動くようにしました。

 

社会情勢により次第に対面ミーツが許されるようになり、代替わりの頃には対面型が安定してきました。12代目のミーツになってからは2.3回を除いて、毎週原則対面の形式でミーツを開催することが出来ました。

 

明確な活動場所を持たない私たちにとって、毎週決まった曜日の決まった時間に行われるミーツは、ある意味私たちの重要なアイデンティティであり、私たちが絶対に失ってはならない時間だと考えました。最近のミーツでは毎週対面で会えていたからこそ、「みんなの心の拠り所になるような時間でありたい」そんな思いで55回のミーティングを積み上げてきたつもりです。

 

ただ、私にとってはこのミーツを毎週成立させることですら、難しさを感じていました。1週間のうちのたった3時間。この時間をどう使うのか、本当に毎週悩みました。片道1時間以上かけて東京まで足を運んでこの3時間に臨むメンバーもいました。また、夕方まで大学で授業に出席してから参加するメンバーもいました。そんなことを頭に思い浮かべながら組み立てるアジェンダの一つひとつ。どんな時間配分だったら、充実した3時間になり、メンバーの満足度が得られるだろうか。各々がそれぞれの事情を抱えながらも、毎週顔を出してくれることは当然嬉しかったし、私のモチベーションでした。出席率が高いが故に、プレッシャーに思うこともなくはなかったけどね。

 

ミーツで様々な懸案が流れるように決まっていった時は本当に嬉しかった。でも逆に、イベント準備などでなかなか話が進まなかったとき、ちょっぴり悔しかったですね。時に、いい雰囲気のミーツを作れなかった日の夜は、自分を責めることもしばしばありました。

 

 

どんなに落ち込んでも

「よし!!次こそは絶対!!」って思うの

私思うんだ きっとこんな風にね

しつこくてあきらめきれない気持ちを

「向いてる」って

言うんじゃないかなって

冒頭で引用した台詞は、その後このように続きます。

 

今思えば、私が代表に向いているのか向いていないのか、そんな議論はナンセンスで、はじめから代表に向いてる人などいないのではないかと思います。

 

10.11代目時代に参加した約55回のミーツと、12代目として主導した55回のミーツ。合わせて約110回のミーツ一つひとつが、今の私の血となり骨となり、私を構成しています。

 

東北を知り、東北を伝える

 

これは活動テーマではなかったのですが、12代目の活動を説明する上で私が好んで使った考え方です。

 

私は東北出身ではありません。なんなら、ジョイスタ入団時点で東北へは1回しか行ったことがなく、ジョイスタで活動していくにはあまりにも未熟な状態でスタートしました。

 

私たちの活動の中に、「現地ボランティア」と「イベント」があります。これまでの活動を俯瞰したときに、この2つが上手く噛み合っていないのかなと思っていました。この2つの活動の歯車を噛み合せるために、活動そのものを変えるというよりは、活動の立ち位置を再検討しました。

 

東北を「知る」機会とする現地ボランティアと、ボランティアを通して得た知見を「伝える」機会とするイベント。活動の意味を考え直すことで、私たちがやっている活動の目的を再認識出来ました。

 

 

ギブアンドテイク

 

 

今日みたいにさ

一人ではどーにもならん事でもさ

誰かと一緒にがんばれば

クリアできる問題って

けっこうあるんだ

そうやって力をかりたら

次は相手が困ってる時

お前が力をかしてやればいい

世界はそうやってまわってるんだ

あのな大事な事だぞ?いいか?

一人じゃどうにもならなくなったら

誰かに頼れ

ーーでないと実は誰もお前にも頼れないんだ


今でも、自分は人を頼ることが苦手です。相手にお願いをして負担をかけるくらいなら、自分でやってしまいたい。しかし、1年間で学んだ。自分のキャパは決して大きくない。キャパオーバーしてしまったときが、周囲に1番迷惑をかけてしまう。

 

周囲を頼ることは、決して悪いことでも恥ずかしいことでもない。私が最近覚えた「ギブアンドテイク」という言葉を、忘れずに胸に刻んでおきます。

 

 

最後に。たぶん今日の引退スピーチでも話したんだけど、みんなと出会えて本当に幸せでした。このメンバーで最後まで走り抜けられたことを、とても誇りに思います。

 

今日まで一緒に活動してきてくれたみんなへ、本当にありがとう。

 

この経験は、僕の大切な宝物だ。

 

東北支援学生団体JoyStudy

12代目代表・よしき

 

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終わってしまいましたね。広報部として2年以上、ジョイスタのブログ更新を担い、今日まで48本のブログを書いてきました。(頑張って数えた、、)どれも拙い文章だったと思いますが、ここまで読んでくださった皆様に、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

ブログって読んでる人いますかね。そんなことをたまに聞かれます。まあ正直そんなにいないっすよ。今やインスタやTiktokがあるし、こんな長文を考えて書かなきゃいけないブログなんて、時代錯誤だし面倒だし、自分でもよく続けてきたよなって思います。(3年になってから更新頻度落ちたのは許してください🙇‍♂️)

 

でも、自分はブログをここまで続けてきてよかったと思います。イベントの予告や活動報告など、基本的にはインスタで事足りますし、なんならみんなそっち見ますよね。ブログを書くと決めたとき、それなりに長い文章を考えなければなりません。しかも、不特定多数の人に読んでもらうので、全体的な構成や表現、言葉遣いなど気をつけないといけないことが多い。めんどくさい。

 

私は、ブログ執筆を「自らの思考の整理の場」と捉えています。活動に対する思いや考えを言葉にする機会って、そんなに多くはないと思うんです。自分の考えを言葉にすることって難しい。自分の考えにくっきりとした輪郭を持たせることって、絶対に必要なものでもないのかなーって。極端な話、私たちのブログがあまり読まれていなくてもいいと思ってます。なぜなら、このブログの場を通して、この複雑な団体に携わる私の複雑な心境を整理することができるから。それが出来れば私はブログを更新し続けようと思えます。私は、このジョイスタのブログの意義を、次第にそんな感じで解釈するようになりました。

 

 

さて、いよいよ長くなりましたね。さすがにそろそろ終わります。ここまで読んでくださったあなたへ。きっとあなたは東北のファンであり、ジョイスタのファンであり、私たちメンバーのファンであることでしょう。そうでないとこんな長い拙文読みませんね笑。おそらくしばらくの間、ブログはお休みになります。でも、みんなが忘れた頃に、逞しい後輩が再びアメブロの筆を執ることでしょう。後輩達が、このジョイスタのブログに新たな価値を見出すその時を、私は首を長くして待つこととします。

 

それでは、僕はこの辺で失礼します。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 

またね!




 

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お読み下さりありがとうございました!

広報3年 よしき🍀