こんにちは~!!
もう8月も後半になっていることに驚きますね!
最近、韓国ドラマにハマって沢山みるのですが深夜の3時に見始めて気づけば朝7時になっていたときは本当に驚きました!
時間が経つのは本当に早いです…
さて話は変わりますが皆さんは東北が舞台となっている昔話をご存じでしょうか?
実は東北には沢山たくさーーんの昔話が存在しています!
そこで今回は東北が舞台となった昔話の一部を紹介したいとおもいます!
岩手県の昔話
No.1 『笠地蔵』
この名前は聞いたことある人もいるのではないのでしょうか?
知っている人も多くいるとおもいますが簡単なあらすじとして、
大晦日の日におじいさんは、生活費を稼ごうと糸臍(紡いだ糸を環状に巻いたもの)を売ろうと町に出かけますがその日は雪が降っておりなかなか売れません。
何も売れずに帰ろうとするおじさんの前に、同じく売れないで困っている一人の笠売りが現れました。笠売りは「私が持っている5つの笠とあなたの糸臍を交換しませんか?」といいました。優しいおじいさんは糸臍と交換し、家に帰ろうとすると帰る途中に雪を被った6つのお地蔵さんに出会いました。
おじいさんは寒いだろうと思い5つの笠を5つのお地蔵さんに、残りの一つに自分がかぶっていた手ぬぐいをかぶせて家にかえりました。
その晩のこと、おじいさんとおばあさんが寝床につこうとすると外から何か物音がします。
不思議に思った2人が戸を開けるとそこには大量のごちそうがありました。
ふと前を見るとあの時助けたお地蔵さんたちの帰る姿がありました。
二人はごちそうを貰い幸せに暮らしました。
といった物語です。
この物語の舞台といわれる地域は数か所ありますが岩手県一関市花泉町花泉の清水公園が主な舞台となっているそうです!
実際にこの昔話を多くの人に伝えるために、清水公園の入り口には六つのお地蔵さんが立てられています!
山形県の昔話
No.2『鶴の恩返し』
この物語も多くの人が聞いたことがあるのではないでしょうか?
物語のあらすじとして
昔々山の中におじいさんとおばあさんが暮らしていました。
雪の降る日、おじいさんは山の中で芝刈りをしているとそこに罠にかかって必死にもがいている一羽の鶴を見つけました。可哀想にと思ったおじいさんは鶴を助けてあげました。
するとその夜、2人のもとに美しい娘が訪ねてきました。
娘は「旅の途中で道に迷ったので助けてください、どこにも行く宛はありません」と言います。どこにも行く宛がないということならと、二人は娘と一緒に暮らすことにしました。
翌朝、娘は糸を持って機織り部屋に入ると「機を織る間は覗かないでください」と言います。
覗かないようにしばらく待っていると、娘はとても美しい布を織って出てきました。
おじいさんはこれを売ってお米や味噌を買うことができました。しかし娘がやつれていることに気づいた二人は心配になり機織りしている娘を覗くことにしました。するとそこには一羽の鶴が自分の体から羽を抜いて布に織り込んでいるではありませんか。
娘は二人に気がつくと、「恩返しに来ました。ですがもうお別れです」と言い、空へ飛び立っていきました。
といった物語です。
鶴の恩返しの舞台される山形県南陽市珍蔵寺では特製の手ぬぐいがプレゼントとして用意されていたり、近くの資料館では鶴の恩返しで使用していた機織り機でコースターづくりの体験や民話語り部体験をすることが出来ます!
機織り機はなかなか手に触れる機会がないため、ぜひ落ち着いたら体験してみたいですね!
宮城県の昔話
No.3『みちびき地蔵』
宮城県が舞台となっている昔話の一つにみちびき地蔵という物語が存在します。
物語のあらすじとして、
漁を終えた母親は、獲った魚と幼い息子と一緒に帰っていると岩の上に「みちびき地蔵」と呼ばれる地蔵が見えました。
この地蔵は「死ぬ人が前日にお参りに来る」という言い伝えがある事を母親は思い出していると、ちょうどそこへ村の婆さんや若い男、赤ちゃんを抱いた女性や馬など多くの人が地蔵を拝み、空へ消えていく姿が見えたのです。
「これは明日何かが起こるのかもしれない・・・」と恐ろしい気持ちになった母親は、息子と一緒に大急ぎで自宅へ帰り父親にこのことを話しました。しかし、父親は「狐にでも化かされたんだろう」と笑って話を聞いてはくれませんでした。翌日、海辺に母親と息子は行くと遠くまで潮が引いており、満潮近くの時間になっても潮が満ちる気配がありませんでした。親子を含む村中の人々が浜辺で楽しそうに海藻を取っていましたが、母親だけは不安が募っていました。
その時、急に大きな津波が押し寄せ海辺にいた人達は急いで小高い丘へ駆け上がっていきました。津波は村を飲み込んで丘の前で砕け散り、一家は難を逃れました。「昨日見た光景は、本当だったんだ・・・」と母親は慄きながらも納得していました。この時61人の人が亡くなり、6頭の馬が波に呑まれたと、当時の村の書付に記録されており「みちびき地蔵」は死者を導くありがたいお地蔵様として、線香や献花が絶えることはありませんでした。
といった物語です。
実際にみちびき地蔵は宮城県気仙沼市に存在しており東日本大震災で被災しましたが多くの方々によって再建されたそうです。
やはり自然の恐ろしさは昔から今までずっと語られていることがわかりますね
さて今回は3つの昔話をご紹介しましたが、他にも東北を舞台にした昔話は沢山存在しています!
ぜひ皆さん調べてみてください!
参考文献
『まんが日本昔ばなし~データベース~』
『仙台旅先体験コレクション』
『PUBLIC RELATIONS OFFICE』
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広報部3年りおな☀️🌻


