こんにちは。


税と社会保障の一体改革が進む中で経済成長戦略不足が国会でも取り上げられています。


出費ばかりが増え収入がなかなか増えないことにはいずれもたないからであり、当然の事だと思います。


この点について日本はバブル崩壊から20年来のデフレ状態が続いているので、成長とは程遠い状況にありますが、この原因の一つに金融緩和政策の不足が言われています。


金融緩和政策の醍醐味はマネタリーベースを増やすことで市中への貨幣量を増やし、お金をじゃぶじゃぶにすることで貨幣の価値を下げ、円安政策をとることです。


円安になれば輸出企業は儲かりますし、また輸入商品の値段が上がり、物価は上昇に転じます。


ゆえにデフレから脱却し経済成長ができる、というのが一般的に言われているシナリオです。


では日本の金融政策は実際どうだったのでしょうか?


マネタリーベースで見ると98年ごろでは約55兆円だったのが現在は120兆円と2倍以上に増えています。


このことから考えますとマネーは2倍に増えたにもかかわらず名目GDPは横ばいもしくは減少しており必ずしもマネタリーベースの増加で経済がよくなるとは言えないことになります。


但しマネタリーベースを増大させたタイミングや量にもよりますが、日本は世界に遅れて増加させている節がありますのでマネタリーベースの増加に伴う円安戦略は既に手遅れ感があるという見方もあります。


それよりも日本人の将来に対する不安が消費欲を停滞させ、なるべくお金を使わないようにすること、また政策がころころ変わったり規制が厳しいこと、とりわけ雇用に関する流動化が進みにくい規制により

企業にとっても雇用促進を躊躇する要因が多いことが原因で利益を社員に還元することをためらい、結果として給与が増えずますます将来に対する不安が増える、という悪いサイクルが大きな原因と考えます。


明るい未来が描けないと勝負に出たり冒険しようとは思わず、守りを固めてしまいます。


今の日本はそんな状態ではないでしょうか?


財政政策や金融政策をあてにし気持ちは分かりますがどうなるかわかりません。せめて規制は緩和し自由に勝負できる環境を作ってほしいと願っております。


そうすればもっと活気のある国ができると私は思います。


規制緩和による具体的な成長戦略が出てくる日を待ちながら頑張っていきます。