バルセロナのブラジル代表FWネイマール(25)がパリSGに移籍することが2日、確実となった。クラブとの契約解除に必要な違約金は2億2200万ユーロ(約290億8200万円)に設定されており、昨季開幕前にユベントスからマンチェスターUに加入したフランス代表MFポグバの移籍金1億500万ユーロ(当時で約118億円)の2倍以上と、大きく上回る世界最高額となる。

 バルサはネイマールがクラブ側に移籍希望を伝えたと発表。公式ツイッターなどで「バルベルデ監督はネイマールの練習不参加を認めた。監督は彼の将来を解決する許可を与えた」とし、退団を公式に認めた形だ。スペインとフランスの両メディアは「ネイマールがチームメートに別れを告げ、パリに行くことを伝えた」と報じた。パリSGは25歳ストライカーに3000万ユーロ(約39億3000万円)から3500万ユーロ(約45億8500万円)の年俸を保証しているとされる。

 母国ブラジルの名門サントスで2011年にリベルタドーレス杯を制し、南米クラブ王者となった。13年にバルセロナへ8820万ユーロで移籍。14~15年からはアルゼンチン代表メッシ、ウルグアイ代表スアレスと3トップで「MSNトリオ」を結成した。同シーズンで大会最多タイの10得点をマークした欧州CL、リーガ、国王杯の3冠達成に大きく貢献。在籍4季で15年のクラブW杯制覇や国王杯3度、リーガ2度優勝など多くのタイトルを手にした。しかし、昨季終了後に豊富な資金力を背景に大物選手の獲得に積極的なパリSGへ移籍が取りざたされていた。パリSGは15~16年までリーグ1を4連覇も昨季は2位。今夏は同じブラジル代表DFダニエウアウベスを獲得した。開幕戦は5日、昇格組のアミアンをホームに迎える。

 ◆約290億円あれば…

 ▽MLBのA・プホルスと大型契約(12年カージナルスからエンゼルスに移籍。10年約290億円)

 ▽世界一高いジェットコースターの建設費(2020年に米・フロリダ州に完成予定。150メートルを超える高さから落下)

 ▽高尺スカイドームの建設費(15年に開場した韓国初のドーム球場。2万近い座席は不便さなどから不評)

 ▽16年パラオの国内総生産(太平洋上のミクロネシア地域に浮かぶ島々からなる国)

 ◆ネイマール(Neymar) 1992年2月5日、ブラジル・サンパウロ州生まれ。25歳。2009年にサントスでプロデビュー。13年にバルセロナ移籍。代表は10年8月の米国戦で初出場。13年コンフェデレーションズ杯優勝など国際Aマッチ通算77試合52得点。五輪は12年ロンドン銀、16年リオで金メダルを獲得。175センチ、68キロ。

 

現地時間6月24日、リーガ・エスパニョーラ2部の昇格プレーオフ決勝第2レグ、ヘタフェ対テネリフェ戦が開催された。
 
 リーガ2部の3~6位の4チームが、トーナメント方式で1部昇格の1枚の切符を争う昇格プレーオフ。21日に行なわれた決勝第1レグで1-0と勝利した4位のテネリフェは、敵地に乗り込んで3位ヘタフェとの最終決戦に臨んだ。
 
 18日に行なわれた準決勝第2レグで値千金のゴールを決め、21日の決勝第1レグではアシストをマークするなど決定的な仕事してきた柴崎岳は、この試合も先発出場。4-2-3-1の2列目左サイドに入った。
 
 試合は1部復帰に向けて勝つしかないヘタフェがホームの声援に後押しされ、序盤から積極果敢に仕掛けて主導権を握る。そして開始早々にネットを揺らす。
 
 9分、右からのCKをゴール前でホルヘ・モリーナが競って、そのルーズボールをアレハンドロ・ファウルリンが左足での豪快なボレーをゴールへと叩き込んだ。
 
 先手を取ったヘタフェの勢いはさらに加速する。12分、右サイドを崩したチューリのクロスボールをダニエル・パチェコが冷静にゴール左下隅に流し込んだのだ。
 
 出鼻を挫かれたテネリフェだが、柴崎を起点に反撃を開始する。
 
 17分、左サイドに開いた柴崎がダイレクトでグラウンダーのクロスボールをボックス内に供給。これにアントニー・ロサーノが飛び込んでネットを揺らした。
 
 日本人MFを起点にテネリフェが貴重なアウェーゴールを奪ってから、試合は落ち着きを見せ始めたが、攻勢を続けて相手を押し込んだホームチームが三度ネットを揺らす。
 
 37分、敵バイタルエリアからフランシスコ・ポルティージョがスルーパスをゴール前に通すと、抜け出したモリーナがシュート。これはテネリフェのGKダニエル・エルナンデスがセーブするも、こぼれ球をパチェコがゴールへ詰めた。
 
 その後も試合を優勢に進めてハーフタイムを迎えたヘタフェは、後半も優位に立つ。
 
 アウェーゴールを奪おうとテネリフェが積極的に前に出るようになったものの、ヘタフェは要所を締めて冷静に対応。攻め手を欠くアウェーチームは、51分に柴崎に代えてアーロン・ニゲスを投入。司令塔を早々に下げる賭けに出たが、この交代策は創造性を欠くことになり、裏目に出てしまう。
 
 75分以降も単調な攻撃が続くアウェーチームに対し、逃げ切りたいホームチームはカウンターから得点を狙うという形で試合を進行。アウェーゴールさえ奪えれば昇格へ一気に光明が差すテネリフェだったが、ヘタフェの牙城を崩すことはできなかった。
 
 淡白な攻撃に終始したテネリフェだったが、85分にアマト、89分にアーロンと立て続けにシュートが放つ。しかし、ヘタフェの懸命な守りの前にいずれも決めきれずに万事休すとなった。
 
 結局、試合は3-1で終了。逃げ切ったヘタフェが降格から1年で1部への最後の切符を獲得。敗れたテネリフェは8シーズンぶりの昇格を逆転で逃すこととなった。

 

 

リーガ・エスパニョーラ2部の昇格プレーオフ決勝ファーストレグが21日に行われ、MF柴崎岳が所属するテネリフェとヘタフェが対戦した。柴崎は10試合連続の先発出場となった。

 リーグ戦4位のテネリフェはプレーオフ準決勝で同5位のカディスと2戦合計1-1の引き分けに終わったものの、リーグ戦上位のため決勝進出を果たした。決勝は、同6位ウエスカを2戦合計5-2で破った同3位ヘタフェとの対決。悲願の1部昇格に向けて、まずはホームで先勝を狙う。

 試合は21分、テネリフェの先制で動く。右CKでキッカーの柴崎がボールを送ると、中央のホルヘ・サエンスがヘディングシュートをゴール右隅に叩き込み、先制に成功した。なお、柴崎は今シーズン3アシスト目となった。

 1点リードで折り返したテネリフェは61分、アントニー・ロサノが敵陣中央からそのままドリブルで持ち上がり、エリア内に進入して右足シュートを放つが、相手GKにセーブされる。83分、柴崎を下げて、アーロン・ニゲスを投入。この2試合で1ゴール1アシストの柴崎は、観客のスタンディングオベーションで送り出された。

 試合はこのまま1-0で終了し、テネリフェがホームで先勝。8年ぶりの1部昇格に王手をかけた。

 セカンドレグは24日にヘタフェのホームで行われる。

【スコア】
テネリフェ 1-0 ヘタフェ
 
【得点者】
1-0 22分 ホルヘ・サエンス(テネリフェ)

 

ゴール動画

http://soccer-douga.com/douga/32415/

 

テネリフェが先勝ビックリマーク

柴崎のプレスキックって正確だよね合格