リオデジャネイロ・オリンピック、グループリーグ第2節の日本対コロンビアが7日に行われた。

日本は初戦のナイジェリア戦で5失点を喫して黒星スタートとなった。もっとも、そのナイジェリアが第2節でスウェーデンを破り2連勝を飾ったため、日本は白星を上げればグループ2位に浮上する。一方、敗れれば最終節を残してグループリーグ敗退が決まるという状況だった。

背水の陣で臨む日本はナイジェリア戦から先発を4人変更。守備陣の立て直しへ、ゴールマウスにはGK中村航輔が入り、中盤にはMF矢島慎也、MF井手口陽介、そしてナイジェリア戦で途中出場ながら得点を挙げた浅野拓磨がスタメンに抜擢された。

ナイジェリア戦後、口々に「慎重になりすぎた」と話した日本。その反省を生かすかのように、序盤から積極的なサッカーを展開する。まずは11分、右サイドを室屋成が突破すると、興梠慎三が落としたボールを矢島がシュート。厳しいコースに飛んだものの、相手GKのビッグセーブに合い、得点とはならなかった。

34分にはCKの流れから興梠のクロスボールに藤春廣輝が反応。ゴール前でフリーでヘディングを放つが、枠を捉えることができない。結局、前半に得点を奪うことはできなかったが、コロンビアに決定的な場面を作られるシーンも少なく、日本ペースで折り返し地点を迎える。

後半に入っても日本の積極性は失われない。開始直後に浅野がバー直撃の強烈なミドルシュートを放ち、48分には再び浅野、井手口陽介、矢島が立て続けにシュートを打つ。しかし、なかなか決定機を生かすことができなかった。

すると59分、日本は一瞬の隙をつかれてしまう。グティエレスに中央突破を許すと、放たれたシュートがDFに当たってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれた。

1点を追う展開となった日本はさらに信じられないようなミスで失点してしまう。65分、藤春がクロスボールの処理を誤り、自陣のゴールにボールを蹴りこんでしまった。

しかし、ここから日本が息を吹き返す。67分、コロンビア陣内で途中出場の大島僚太と南野拓実が細かいパスをつなぎ、最後はラインの裏へ抜け出した浅野が豪快に蹴り込み、1点を返す。

さらに74分、敵陣のバイタルエリアでボールを持った中島翔哉が、ややポジションを前にとっていた相手GKの頭上を突く美しいミドルシュートを放ち、ゴールネットを揺さぶった。

運動量の落ちたコロンビアに対し、日本は最後までゴールを目指して攻撃を仕掛けていく。ロスタイムには南野のスルーパスに浅野が抜け出し、決定的なシーンを作った。しかし、これはGKに阻まれて勝ち越し点を奪えなかった。

結局、試合は2-2のまま終了。日本は好試合を演じたものの、勝ち点3をもぎ取ることはできなかった。それでも決勝トーナメント進出へ、望みをつないでいる。

■試合結果
日本 2-2 コロンビア

■得点者
日本:浅野(67分)、中島(74分)
コロンビア:グティエレス(59分)、OG(65分)


ハイライト動画

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