14日に行われたEURO2016予選グループE、スロベニア対イングランドの一戦は、3-2でアウェーのイングランドが勝利した。

5戦5勝でグループEの首位を独走するイングランドは、立ち上がりからゴールに迫る。4分、ルーニーの絶妙なパスを受けたスターリングが決定機を迎えたが、シュートは枠の外。14分にもルーニーからパスをもらってスターリングが狙ったが、こちらも外してしまった。シーズン中からの課題を代表戦でも見せてしまい、先制点を奪えない。

引いて構えるスロベニアは、プラン以上の展開に持ち込んだ。37分、速攻を仕掛けると、イリチッチとのワンツーでノヴァコヴィッチが裏のスペースへ。相手DFケイヒルがオフサイドを取りにいって失敗したためイングランドの守備陣は追いつくことができず、名古屋のアタッカーが先制点を決めた。

後半のスタートからイングランドはジョーンズが下がり、ララナを投入。右サイドバックにはヘンダーソンが入る。

追いかける立場のイングランドを救ったのは、今シーズンは負傷で十分に活躍できなかったアーセナルのウィルシャーだった。57分、ペナルティーエリア右でパスを受けたララナの反転シュートはDFに阻まれたが、ここから粘ると、相手がかき出したボールをペナルティーエリア手前からウィルシャーがシュート。ゴール左上に決めて同点とする。

その直後にルーニーに2度の決定機があったが決めきれず、イングランドは一気に勝負を決めることができない。

それでも73分に再びウィルシャー。右サイドからヘンダーソンが横にパスを出すと、前を向いてパスを受けたララナが左後方にワンタッチで落とし、ウィルシャーがフリーになった。強烈な左足のシュートはゴール左上に一直線。名手ハンダノビッチであってもどうすることもできず、イングランドが逆転する。

これでイングランドの勝利は間違いなしかと思われたが、スロベニアは諦めない。84分、左サイドでカンプルのパスを引き出したヨイッチがダイレクトでクロスを入れると、ペチュニクがヘディングで捉えてゴール。スロベニアはJリーガー2人のゴールで追いついた。

だが、イングランドはキャプテンが勝負どころで大きな仕事をした。途中出場のウォルコットへのパスをヨイッチがスライディングで戻りながらカットすると、これが中央に転がる。ここにいたルーニーがそのままシュートを放ち、ハンダノビッチの逆をとってゴール左に決めた。

この得点でルーニーはイングランド代表でのゴール数が48になった。ギャリー・リネカー氏と並んで同国歴代2位タイとなっている。

結局、ルーニーのゴールが決勝点となり、イングランドがEURO予選6連勝を飾った。

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