ワールドカップ(W杯)・ブラジル大会のグループH第1節ベルギーvs.アルジェリアが日本時間18日に行われた。ベルギーは前半アルジェリアに先制を許すも、後半25分にマルアン・フェライニ、後半35分にはドリース・メルテンスのゴールで逆転に成功。2-1と辛くも逆転勝利を収めた。

 試合序盤は一進一退の立ち上がりをみせた。ベルギーは丁寧なパス回しから攻撃を組み立てていくが、アルジェリアの連動した守備網にかかってしまい思うようなチャンスを作れない。その後は少しずつベルギーがボールを保持する時間が増えていく。21分には、アルジェリアの堅守をこじ開けようと、前線に上がってきたアクセル・ビツェルが豪快にミドルシュート! しかしGKが冷静に対応。攻めあぐねるベルギーに対し、アルジェリアは守備でペースをつかみ、隙を突く速攻でチャンスをうかがう。その一貫した“ベルギー対策”が早くも実を結ぶ。25分、左サイドのファウジ・グラムが一本のロングパスで抜け出し中央へクロス。このボールに走りこんだフェグリがベルギーDFのヤン・ベルトンゲンに倒されPKを獲得。キッカーのフェグリがゴール右に冷静に決めて、アルジェリアにとっては狙い通りの先制に成功した。

 その後も、ベルギーがボールをまわし、アルジェリアが奪ってカウンターという構図が続く。ベルギーはアタッキングサードまでボールを運ぶことはできるものの、しっかりと引いて守るアルジェリア守備をこじ開けることができず。決定的なシーンをほとんどつくることができないまま前半終了のホイッスルを迎えた。

 後半に入っても試合はアルジェリアペース。ボールはベルギーが保持するものの、持たされている感が否めない。ペナルティーエリア内に人数をかけて守るアルジェリアに対し、効果的な攻撃を組み立てることができない。するとベルギーが早々と動く。後半13分に早くも2枚目の選手交代でディボック・オリギを投入。19才とフレッシュなドリブラーで局面を打開にかかると、後半20分にはフェライニをピッチへ送り出し、選手カードを使い切る。すると早くも効果が現れる。後半21分、代わって入ったばかりのオリギが俊足を生かし中央を突破、GKと1対1のシーンを作り出すが、アルジェリアGKライス・エンボリの攻守に阻まれる。最前線にフェライニが入り、パワープレーを見せるベルギーは完全にペースを握る。するとマルク・ビルモッツ監督の采配が見事に的中する。後半25分に左サイドのケビン・デ・ブライネがボールを持つと、シンプルに中央へクロス。このボールの先に待つのはフェライニ。相手DFを引きずりながらも高い跳躍からヘディングで合わせ待望の同点ゴールをたたき込んだ。

 その後、またもベルギーは途中出場の選手が結果を出す。後半35分、左サイドのアザールがアルジェリアのお株を奪う速攻から一気にドリブルで持ち込む。中央のオリギが相手DFをひきつけ、右サイドに走りこんだメルテンスがフリーでボールを受けると右足一閃! ゴール右に強烈なシュートをたたき込み、一気に逆転に成功した。

 こうなると試合は完全にベルギーの手中に。アルジェリアはハーフウェーラインより先にボールを運べなくなり防戦一方。追加点を狙うベルギーは、逆転の勢いそのままにゴールへ迫るがシュート精度を欠きゴールネットを揺らすことができない。試合はそのまま終了のホイッスルを迎えた。先制を許したベルギーが、ビルモッツ采配の妙で、見事逆転勝利を収めた。


ハイライト動画

http://soccer-douga.com/douga/14412/




ベルギー苦しんだけど、なんとか逆転したね。


フェライニのバッグヘッド弾はすごかった音譜