プレミアリーグ第30節のハル・シティ対マンチェスター・シティの一戦が15日行われ、アウェーのマンチェスター・シティが2-0で勝利を収めた。

サンダーランドを下してキャピタル・ワン・カップ優勝のタイトルを獲得した後、FAカップでウィガン、チャンピオンズリーグでバルセロナに敗れて立て続けにタイトル獲得の望みを絶たれたシティ。バルサ戦で再び負傷したアグエロを欠いて、実に3週間ぶりとなるリーグ戦の試合に臨んだ。

序盤から優勢にボールを持つシティに対し、ハルはイェラビッチが盛んに最終ラインの裏への飛び出しを狙っていく。このイェラビッチの積極的な姿勢がシティを窮地に追い込むことになった。

10分、最終ラインでパスの出しどころを失ったコンパニに対してイェラビッチが突っかけ、ボールを奪って決定的な形でゴール前に抜け出しかける。コンパニはイェラビッチのシャツを引っ張って倒してしまい、決定機を阻止したこのプレーに一発レッドが提示された。

だが、残り80分以上を10人で戦うことになったシティを救う起死回生の一発がD・シルバの足から生まれる。14分、Y・トゥーレのパスを受けたD・シルバは、ペナルティーアーク手前から迷わず左足を一閃。回転のかかったボールはGKマクレガーの伸ばした手の先を巻いてゴール左隅に突き刺さった。

J・ガルシアが最終ラインに下がってコンパニの穴を埋め、スタート位置が高かったY・トゥーレもポジションを下げてバランスを取る。先制後はシティが試合を落ち着かせ、数的不利を感じさせないボール支配を維持していく。

31分には追加点まであと数センチに迫る。右サイドから内側に絞ってペナルティーエリア手前でナスリのパスを受けたサバレタが、トラップが浮いたボールをそのままボレー。右足アウトにかかったボールはクロスバーを叩いて真下に落ちたが、ゴールラインテクノロジーにより正確にノーゴールと判定された。

ハルは36分、右サイドからのクロスを拾ったメイラーが強烈なシュートをネットに突き刺したが、その前にオフサイド。43分にリヴァモアが放った鋭いミドルもわずかに左に外れ、追いつけないまま前半を折り返した。

後半に入り、同点ゴールを目指して攻勢に立つハルは、50分にロングが振り向きざまのミドルでハートを脅かす。52分には右サイドからのFKにイェラビッチが飛び込んでニアで合わせたが、これもハートの正面を突いた。

交代出場のボイドが攻撃をさらに活性化させ、ハルがゴールに迫る形を増やしていく。68分にはペナルティーエリア内でスルーパスを受けたボイドがハートの前でボールに触り、ファウルを受けたかのように転倒したが、接触がなかったことを見極めた主審はPKの笛を吹かず。シミュレーションも取られずそのままゴールキックとなった。

後半は守勢に回った10人のシティだが、統制の取れた守備を維持してハルにゴールは許さず。逆に90分には追加点を奪って試合を決定づけた。先制点以外にもたびたび高い技術を披露していたD・シルバが、左足アウトサイドでゼコに絶妙なスルーパス。直前には一度同じような決定機を逃していたゼコだが、今度は冷静に蹴り込んで2-0とした。

D・シルバに苦境を救われた形で、見事勝ち点3を手にしたシティ。カップ戦敗退の悔しさを晴らし、プレミアリーグ優勝争いにしっかりと残っていく決意を見せた。

ハイライト動画

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'David Silva  Hull City  Manchester City  Premier League 03152014'


シティは、10人なのによく勝ったね音譜