19日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、アーセナル対バイエルン・ミュンヘンの一戦は、アウェーのバイエルンが2-0で勝利を収めた。

昨シーズンの決勝トーナメント1回戦の再戦となったこのカード。前回のリベンジを果たしたいアーセナルはジルー、ポドルスキをベンチに置きヤヤ・サノゴを1トップに起用。リベリを負傷で欠くバイエルンは、ラームが本来の右SBに位置し、ボランチにはハビ・マルティネスが入る形となった。

立ち上がりからアーセナルは積極的な姿勢を見せたが、最初の決定機を迎えたのはバイエルン。3分、クロースの左足シュートがゴール右上隅の際どいコースを突いたが、シュチェスニーが好守を披露してCKに逃れた。

だがアーセナルはすぐに主導権を奪い返し、立て続けにバイエルンゴールに迫る。7分、ゴール前の混戦の中から素早くボールに反応したサノゴのシュートをノイアーが弾き出し、お互い一つずつ決定的な場面をGKに救われた形となる。

さらに8分にもアーセナルが速攻をしかけると、スルーパスを受けてペナルティーエリア左側に抜け出したエジルが巧みな切り返しで中央へ入り込もうとしたところで、ボアテングの足がかかってしまう。PKのビッグチャンスを得たアーセナルだが、ここのところ不調なエジルがこれを失敗。中央へのシュートをノイアーに止められてしまい、先制点はならなかった。

目まぐるしく展開した序盤を終え、その後はバイエルンが主にボールを持つ形で試合が落ち着き出す。だが決定機寸前でバイエルンの攻撃を食い止めるアーセナルは、むしろ速攻で相手ゴールを脅かす形を生み出す。21分には右サイドから崩しを図って最後はフラミニがシュート。23分にはサノゴのパスを受けたオックスレイド=チェンバレンが抜け出したが惜しくもノイアーの飛び出しに阻まれた。

30分を回ったところで、アーセナルにアクシデントが発生。ギブスが負傷でプレー続行不可能となり、モンレアルと交代。早い時間で想定外の交代枠を一つ使わなければならなかった。

試合が大きく動いたのは37分。ゴール前で見事な動き出しを見せたロッベンが、クロースからの絶妙な浮き球を受けてディフェンスラインの裏のスペースに抜け出す。足先でこのボールのトラップを試みたロッベンは、残った逆足をシュチェスニーに引っかけられて転倒。決定機を阻止したシュチェスニーには一発レッドカードが提示され、バイエルンにPKが与えられた。

ゴールを守るのはカソルラとの交代で入ったファビアンスキ。だがアラバのシュートは左ポストを叩き、バイエルンもこの先制チャンスを逃してしまう。ホームチームが10人となりながらも、スコアは0-0で変わらぬまま前半45分を折り返した。

バイエルンは後半開始から、ボアテングを下げてラフィーニャを右SBに投入。J・マルティネスが最終ラインに下がり、ラームがボランチに移ってクロースと組む形となった。

後半はバイエルンが10人のアーセナルを押し込み、自陣内に釘づけとする。それでもゴールを奪えない時間が続けば嫌なムードとなる可能性もあったが、54分についに均衡が破られることになった。右サイドに流れたラームがペナルティーエリア手前にマイナスのパスを送ると、クロースが迷わずダイレクトでシュート。狙い通りのミドルがゴール右隅に突き刺さり、バイエルンが大きなアウェーゴールを奪うことに成功する。

その後も圧倒的にボールを持ち続けるバイエルンは追加点を狙って畳みかける。63分にはゴール前に抜け出したロッベンがシュート気味に折り返したボールをファビアンスキがファインセーブ。64分にはラフィーニャのクロスからゲッツェのヘッドが枠外へ。70分にはロッベンが左足で回転をかけたシュートがわずかに左ポスト横に外れ、72分にもゲッツェのダイビングヘッドが辛うじてメルテザッカーにブロックされる。

74分にはオックスレイド=チェンバレンに代えてロシツキを投入したアーセナルだが、まったく反撃はならず。守備面では何とか1失点で持ちこたえていたが、88分には致命的な2点目を許してしまう。ラームが右サイドのペナルティーエリア手前からクロスを入れると、マンジュキッチとの交代で出場していたミュラーがフリー。ヘディングを叩き込み、セカンドレグに向けてさらに優位に立つ追加点を奪った。

アディショナルタイムにはこの日2点目を狙ったクロースの低いシュートが右ポストを直撃。3失点目は免れたアーセナルだが、1-3で敗れた昨季と同じく2点差でホームゲームを落とし、ミュンヘンでのセカンドレグで奇跡の逆転を狙わなければならない状況に追い込まれた。

ハイライト動画

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(GOAL)


アーセナルは、エジルのPK失敗が大きかったね。

あれで流れがバイエルンに行ってしまった汗