プレミアリーグ第25節のリヴァプール対アーセナルの一戦が8日行われ、ホームのリヴァプールが5-1で快勝を収める結果となった。アーセナルFW宮市亮はベンチ入りしなかった。
注目の一戦は、あまりにもあっさりと動いた。キックオフから数十秒、L・スアレスが左サイドにドリブルで持ち込んでFKを獲得。ジェラードがGKと守備ラインの間に絶妙なボールを送ると、オフサイドラインを破ってフリーになったシュクルテルがひざで合わせ、シュチェスニーに当たったボールがネットを揺らした。
試合は序盤からハイペースな展開となり、5分にスタリッジが追加点を狙えば、8分にはロングボールに対するミニョレの中途半端な対応が混乱を生みジルーがゴールに迫る。さらに9分にスターリングのシュートがシュチェスニーを襲うと、このプレーで得たCKからまたもリヴァプールにゴールが生まれた。
右からのCKをジェラードがゴール前に上げると、戻りながらのヘッドで合わせたのは再びシュクルテル。ふわりと浮いたボールはゴール左隅の絶妙なコースに飛び、ゴールラインのカバーに入っていたオックスレイド=チェンバレンの懸命のジャンプも届かない。予想外のシュクルテル2得点で、リヴァプールが早くも2点のリードを奪った。
わずか10分での2失点に浮足立ったアーセナルは守備が完全に崩壊。12分にはL・スアレスのパスを受けたスタリッジがフリーでシュチェスニーの目の前に抜け出して3点目を狙ったが、浮かせたシュートはポストの外へ。その直後にもリヴァプールは左サイドから完全にアーセナルを崩し、好き放題にゴール前への侵入を繰り返す。
さらにリヴァプールの圧倒的攻勢は続く。13分には2点目と同じ右CKから、ペナルティーエリア手前でボールを受けたL・スアレスがワントラップから豪快なボレー。決まればスーパーゴールだったが、ボールは左ポストを叩き、跳ね返ったボールに反応しきれなかったK・トゥーレは無人のゴールを目の前にしながらボールをポスト右に蹴り出してしまった。
だが3点目は時間の問題。立て直せる気配もないまま、首位チームはさらに失点を重ねてしまう。17分にはヘンダーソンがエジルからボールを奪って持ち上がり、右サイドに開いたL・スアレスへ。L・スアレスがゴール前を横切るグラウンダーの絶妙なクロスを送り、ファーポストで合わせたスターリングが難なく押し込んで3点目を追加した。
目を疑うような展開はまだ終わらない。20分にはまたもアーセナルが危険な位置でボールを失い、コウチーニョからのパスがスタリッジへ。あっさりと守備陣の裏に抜けたスタリッジがシュチェスニーの左側に蹴り込み、4-0と大きく突き放した。
さすがにこれでスローダウンしたリヴァプールだが、アーセナルはその後もちぐはぐなまま。リヴァプールは機を見て速攻を仕掛けて5点目をうかがいつつ、そのまま4点のリードで前半を折り返した。
後半立ち上がりにはわずかな反撃の兆しを見せたアーセナルだが良いリズムはつくれず、52分にはついに5失点目。左サイドのK・トゥーレからの縦パスで抜け出したスターリングが完全にフリーになり、最初のシュートをシュチェスニーに止められながらも2本目で蹴り込んで自身2得点目を記録した。
すでに遅すぎる修正となったが、ヴェンゲル監督はようやく60分に3枚の同時交代。失点にも絡んで精彩を欠いたエジルのほか、ジルーとモンレアルを下げてロシツキ、ポドルスキ、ギブスを送り出した。
69分にはオックスレイド=チェンバレンがジェラードに倒されて得たPKをアルテタが正面に蹴り込んで一矢報いたが、当然ながら大勢には影響なし。エースのL・スアレスにこそゴールが生まれなかったとはいえ、リヴァプールが予想外の大差で首位チームを撃破する結果となった。
マンチェスター・シティとチェルシーに2ポイント差で追われているアーセナルは、またも首位の座を失うピンチ。だがそれ以上に、今後の優勝争いに向けて大きな悪影響を及ぼしかねない失態となってしまった。
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