2日のリーガエスパニョーラ第22節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンでのレアル・ソシエダ戦を4-0で制した。ディエゴ・シメオネ監督のチームは前日にバレンシアに敗れたバルセロナを抜き去り、リーガとコパ・デル・レイの“ドブレテ(2冠)”を達成した1995-96シーズン以来となる単独首位の座を手にしている。

「アトレティこそ我が人生」と謳ったアラゴネス氏の追悼セレモニーが同氏の親族を交えて執り行われ、その後にキックオフを迎えたこの試合。謎の静寂に包まれるカルデロンで3分、アトレティコが初の決定機を迎える。ジエゴ・コスタがアンソテギ、イニゴ・マルティネスを振り切ってペナルティーエリアに侵入するも、シュートはGKラウール・ブラボに防がれた。

8分にはカルデロンを覆っていた静寂がついに解かれる。アラゴネス氏が現役時代に付けていた背番号8にちなみ、ウルトラスが一斉にアラゴネスコールを叫び始め、カルデロンは普段の熱狂を取り戻した。しかしながら、チームはソシエダの堅守崩せずに苦戦。24分にはスルトゥサにミドルシュートを放たれ、GKクルトゥワのセーブで難を逃れた。

停滞する状況が続くアトレティコだったが38分、スペイン代表でアラゴネス氏の指導を受けたビジャが恩師に捧げる得点。スペイン代表FWは左サイドを突破したD・コスタのマイナスのクロスに反応し、左足でボールを流し込んだ。背番号9はコーナーエリアで両人差し指を天に向け、カルデロンは再びアラゴネスコールが響き渡っている。

先制したアトレティコだが、ビジャが得点直後にハムストリングを負傷してラウール・ガルシアと交代。後半立ち上がりにはインスーアが守る左サイドを中心に、ソシエダの攻勢に遭った。シメオネ監督は58分、ソサに代えて昨日に合流したばかりのジエゴを投入する。

その後もソシエダに攻め込まれるアトレティコだったが、72分にD・コスタの2試合連続弾によって加点。R・ガルシアの浮き球から最終ラシンを抜け出したブラジル代表FWは、R・ブラボとの1対1を制して今季のリーガ得点数を20に伸ばした。

勢いに乗ったアトレティコは74分、コケの右CKからミランダがヘディングシュートを突き刺してリードを3点目に広げる。さらに87分にはコケに代わって出場したセボジャ・ロドリゲスの折り返しから、ジエゴが復帰後初となる得点を決めてダメ押し。アトレティコのリーガ優勝を願い続けたアラゴネス氏の追悼試合を勝利で飾り、単独首位の座を手にしている。

そのほか、ベニト・ビジャマリンでのベティス対エスパニョールは、ルベン・カストロの2得点によってベティスが2-0で勝利。マルティネス・バレロでのエルチェ対アルメリアはクリスティアン・エレーラが得点を決め、1-0でエルチェが勝ち点3を獲得している。

'DIEGO COSTA ATLETICO DE MADRID REAL SOCIEDAD LIGA BBVA 02022014'