2日に行われたセリエA第22節、ユヴェントス対インテルの一戦は、3-1でホームのユヴェントスが勝利を収めた。DF長友佑都はキャプテンとして先発フル出場。左サイドで高い位置取りをしたが、チャンスに絡むことはできなかった。

ユヴェントスは出場停止のブッフォンに代わり、ストラーリが先発した以外はレギュラーでスタート。インテルはミリートをベンチスタートとし、パラシオのワントップで臨んだ。カンビアッソが負傷離脱した中盤にはコバチッチが入る。

公式戦2試合白星なしのユヴェントスだが、立ち上がりから決定機をつくる。3分、CKの跳ね返りをつなぐと、テベスのボレーがGKハンダノビッチを襲う。こぼれ球を再びテベスがシュートするが、これもハンダノビッチのファインセーブに阻まれる。

インテルも反撃を試みるが、ユーヴェは15分に早くも先制。中央でピルロが巧みな浮き球パスを送ると、コバチッチの裏を突いてペナルティーエリア内でフリーとなったリヒトシュタイナーが、ヘディングシュートを流し込んだ。

ビハインドを背負ったインテルは、さらに試合を支配されていく。それでも、苦しい中で迎えた40分にはチャンスが訪れた。ボヌッチのミスからボールを奪い、カウンターで3対2の状況をつくる。だが、コバチッチのパスを受けたパラシオのシュートは、クロスバーを越えてしまった。

ユーヴェは直後に追加点へと迫る。アサモアの強烈なミドルシュートがハンダノビッチを襲うと、こぼれ球を自ら拾ったアサモアが深い位置から折り返し。DFに阻まれてCKとなったが、2点目となってもおかしくない場面だった。

結局、インテルはシュート1本、枠内シュートはゼロで前半を終了。気を取り直して後半に臨みたかったが、立ち上がりに追加点を献上してしまう。ユーヴェのCKの場面で長友がクリアしきれず、ポグバのつなぎからキエッリーニに叩き込まれ、あっさりと2点差にされてしまった。

反撃したいインテルは、52分にアルバレスのグラウンダーのクロスからパラシオがシュートするが、これもクロスバーを大きく越える。マッツァーリ監督は55分、クズマノビッチを下げてミリートを入れ、攻撃への姿勢を強めようとした。

だが、その直後にユーヴェが3点目を奪ってインテルにとどめを刺す。スローインをペナルティーエリア内で受けたジョレンテのポストプレーから、ポグバがシュートを放つと、これはハンダノビッチに止められたものの、こぼれ球をビダルが押し込んだ。

マッツァーリ監督はすぐにジョナタンに代えて新加入のダンブロージオを投入。66分にはコバチッチも下げてボッタを入れる。一方、ユーヴェのコンテ監督はフィジカルの問題でバルザーリを下げ、カセレスをピッチに送り込んだ。

インテルが一矢を報いたのは72分。ようやく初めてCKのチャンスを得ると、ゴール前の混戦からロランドが流し込んで1点を返す。これを機に、インテルは少しずつ反撃に転じ、ボッタが前線を活性化させていく。

だが、2点目を奪うには至らない。85分には長友が左サイドから右足で好クロスを入れるが、守備陣に跳ね返される。1分後には、クロスにミリートが競り、背後のパラシオがフリーでヘディングシュートを放つが、枠をとらえなかった。

終盤、インテル移籍が破談になったヴチニッチを投入したユヴェントスは、残る2点のリードを保って勝利。2位ローマの試合が悪天候で延期となったため、ユーヴェは暫定で勝ち点差を9に広げた。インテルはエラス・ヴェローナに抜かれ、欧州カップ戦圏外となる6位に転落している。

(GOAL)