13クラブW杯(2013 FIFA Club World Cup)は21日、決勝が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich、ドイツ)が2-0でラジャ・カサブランカ(Raja Casablanca、モロッコ)を下し、優勝を飾った。
欧州王者のバイエルンは、この優勝で2013年に入り5つ目のタイトルを手にした。
モロッコ国内王者のラジャ・カサブランカにほとんど苦しめられることのなかったバイエルンは、前半22分までにボンフィム・ダンテ(Dante Bonfim Costa Santos)とティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)が得点を挙げた。
昨シーズンドイツ勢としては初めてドイツ・ブンデスリーガ1部、ドイツカップ2012-13(German Cup 2012-13)、欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)のトレブル(3冠)を達成したバイエルンは、8月に優勝したUEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup 2013)に加えクラブW杯のタイトルを手にしている。
バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督にとっては、FCバルセロナ(FC Barcelona)時代の2009年、2011年大会に続く3度目の大会制覇となった。
4万5000人が入り満員となったマラケシュ・スタジアム(Marrakech Stadium)で、バスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)とアリエン・ロッベン(Arjen Robben)を欠きながらも、バイエルンはラジャ・カサブランカに対して十分すぎる破壊力を見せた。
バイエルンは、3-0で勝利した広州恒大(Guangzhou Evergrande FC、中国)との準決勝と同様に試合を終始支配した。
前半7分、センターバックでコンビを組むジェローム・ボアテング(Jerome Boateng)からのパスを受けたダンテは、ラジャ・カサブランカのオフサイドトラップのかけ損ないもあり、ツータッチ目でネットを揺らした。
さらにバイエルンは同22分、デヴィッド・アラバ(David Alaba)の左サイドからのマイナスの折り返しをペナルティーエリア端からチアゴがゴール右に蹴り込み、リードを広げた。
オークランド・シティ(Auckland City FC、ニュージーランド)、モンテレイ(Monterrey、メキシコ)、アトレチコ・ミネイロ(Clube Atletico Mineiro、ブラジル)を下す快進撃でファンを手にしたラジャ・カサブランカは、決勝でも多くのサポートを得た。
試合終了間際に、ラジャ・カサブランカは一矢報いるかに思われたが、バイエルンのGKマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)が弾いたこぼれ球を押し込もうとした主将ムフシン・ムトゥアリ(Mouhcine Moutouali)のシュートはバーを越えた。
バイエルンは欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)でもグループ首位で決勝トーナメント進出を決めて大会連覇に向けて順調に進み、国内リーグでも1試合消化が少ないものの2位以下に勝ち点7差ををつけて首位に立っている。
また、ゴールデンボール賞(最優秀選手)にはバイエルンのフランク・リベリ(Franck Ribery)が選出された。リベリは、リオネル・メッシ(Lionel Messi)、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)と2013年世界最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」を争っている。同賞の発表は来年1月13日に行われる。
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