22日に行われたチャンピオンズリーグ・グループE第3節、シャルケ対チェルシーの一戦は、3-0でアウェーのチェルシーが快勝した。シャルケDF内田篤人は右サイドバックで先発フル出場。積極果敢な攻め上がりからチャンスをつくったが、チームの勝利に貢献できなかった。
2試合を終えて勝ち点6でグループEのトップに立つホームのシャルケ。彼らとしてはこのゲームでも確実にポイントを稼ぎたかった。ところが、開始早々の5分、課題のセットプレーからいきなり失点してしまう。
チェルシーはランパードの左CKからニアに飛び込んだイバノビッチが頭で落とし、ファーサイドでフリーになっていたフェルナンド・トーレスが確実に押し込んだ。
早い時間帯にリードを奪ったモウリーニョ監督は、当然のごとく守備に比重を置くセーフティーな戦い方を選択する。彼らは自陣で人数をかけて守りを固め、隙を突いてカウンターを狙う形を強めていった。
これに対し、シャルケは右サイドバックの内田、左サイドバックのアオゴがアグレッシブな上がりを披露。外からの局面打開を狙うが、チェルシーの守備ブロックは固い。39分にはボアテングが中盤から思い切りの良いミドルシュートを放つが、堅守の守護神チェフに止められる。
さらに40分にも2本連続の右CKからビッグチャンスを迎えるが、1本目はノイステッターのヘッドがチェフに弾かれ、2本目はヘヴェデスがゴール前で粘るも得点には至らない。ボール支配率65対35とシャルケはチェルシーを圧倒しながら、1点を取れないまま前半を折り返すことになった。
迎えた後半。シャルケは何とか早い時間帯に同点に追いつきたかったが、チェルシーの守りは依然として手堅い。ボールを支配して相手のギャップを突きかけても、肝心なところでクリアされる状況が続いて、彼らは苛立ちを募らせた。
この展開はまさにチェルシーの思惑通りだった。そして69分、のどから手が出るほどほしかった追加点を手に入れる。前がかりになっていたシャルケからラミレスがボールを奪い、前線を走るオスカルへ展開。鋭いドリブル突破でDFを引き寄せ、左から上がってきたF・トーレスにラストパスを送った。スペインの点取り屋はGKヒルデブラントを確実にかわして無人のゴールへシュートを蹴り込む。次の瞬間、モウリーニョ監督も派手なガッツポーズを見せ、勝利を確信した。
敗色濃厚となったシャルケ。それでもケラー監督は一矢報いるため、2点目を失った直後にボアテングとジョーンズを下げ、ショライとコラシニクを投入。さらにはゴレツカも送り込んで流れを変えようとした。内田も前半以上に高い位置を取って攻めの姿勢を鮮明にしたが、中央にクロスを入れても跳ね返されたり、流れたりしてしまう。彼らはまさに八方塞がりの状況を強いられた。
そんなシャルケをあざ笑うかのうように、チェルシーは88分、縦パスに抜け出したアザールが見事なカウンターから3点目をゲット。完全に勝負を決めた。チェルシーの試合巧者ぶりが大いに光った一戦で、シャルケはなすすべが見いだせなかった。
グループEのもう1試合、ステアウア・ブカレスト対バーゼルの一戦は、1-1のドローに終わった。この結果、グループEはチェルシーとシャルケが勝ち点6で並び、同4のバーゼルがこれを追っている。
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