20日に行われたセリエA第8節、トリノ対インテルの一戦は、3-3のドローに終わった。DF長友佑都はフル出場している。
トリノは2分にいきなりチェルチのシュートがポストを叩くと、その後も左サイドからインテルに脅威を与える。そして5分、ファルネルドからのボールにチェルチが反応し、飛び出したGKハンダノビッチと交錯。主審の判定はPK、さらにハンダノビッチが一発退場となる。微妙な判定にインテル側は抗議するが、ジャッジは覆らない。
あっという間に10人となり、先制点を許すピンチを迎えたインテルだが、コバチッチとの交代でピッチに入った控えGKカリソが、チェルチのPKを見事にセーブ。失点を免れる。10分にも、チェルチの仕掛けから、ダンブロージオに決定的なシュートを許したが、再びカリソのセーブでしのいだ。
すると、数的不利のインテルは、16分にグアリンのクロスからタイデルが惜しい場面を迎え、20分にもグアリンがシュートフェイクからスルーパス。パラシオ、長友には届かなかったが、あとわずかというシーンで、10人になりながらも盛り返し始める。
だが、インテルが勢いを取り戻したところで、トリノが均衡を破った。21分、モレッティからのボールを、チェルチがワンタッチでつなぎ、バレートが頭ですらすと、これに左サイドのファルネルドが反応。インテル守備陣の裏に抜け出したファルネルドが、左足のシュートを流し込んだ。
数的不利の中で先制されたインテルだが、前半のうちに同点に追いつく。アディショナルタイム、CKのボールにラノッキアが頭で合わせると、GKパデッリが不用意に飛び出していたこともあって、こぼれ球に反応したグアリンのオーバーヘッドが決まった。
タイスコアで迎えた後半、先手を打ったのはトリノ。前半から好プレーを見せていたファルネルドがケガでピッチを退いたものの、代わったインモービレが活躍する。52分のチャンスはシュートがクロスバーを越えたが、その1分後に勝ち越した。右サイドの裏のスペースに抜けたチェルチが仕掛けると、シュートはブロックされたものの、こぼれ球を拾ったインモービレが叩き込む。
ところが、インテルはわずか2分で再び追いつくことに成功する。タイデルのクロスにグアリンが脚を伸ばして反応。またもパデッリが飛び出していたため、こぼれたボールをパラシオが頭で難なく押し込んだ。
マッツァーリ監督は61分、タイデルに代えてベルフォディルを投入。すると、この采配が奏功する。71分、カウンターから、ベルフォディルが右サイドをドリブル突破。深い位置からクロスを入れると、これにゴール前へ飛び込んだパラシオが合わせ、ネットを揺らした。
ついに逆転に成功したインテルは、81分に殊勲のパラシオを下げてウォラスを投入。逃げ切りを図る。だが、今度はインテルが追いつかれる番となった。90分、左サイドからのベッローモのFKが直接ゴールへ。10人で奮闘したインテルだったが、あとわずかのところで勝ち点3を得ることができなかった。
3試合白星がないインテルは、勝ち点15で5位に転落。首位ローマとの勝ち点差は9に開いた。
ハイライト動画
![トリノ戦でフル出場した長友佑都 [写真]=Getty Images トリノ戦でフル出場した長友佑都 [写真]=Getty Images](https://i.yimg.jp/images/clear.gif)