17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループD第1節、バイエルン・ミュンヘン対CSKAモスクワの一戦は、3ー0でホームのバイエルンが圧勝した。CSKAに所属するMF本田圭佑はフル出場したが、得点に絡むことはできなかった。
本田は4ー2ー3ー1のトップ下でプレーし、高い技術と当たりの強さ、機転の利いた動きで何度か見せ場をつくったが、ゴールをこじ開けることはできていない。
タレント力と経験値で上回るバイエルンが優位に試合を運ぶと見られたこの試合。案の定、立ち上がりから凄まじい猛攻を見せた。開始4分には中盤からのFKをアラバがいきなりゴール右隅に沈めて先制点をゲット。CSKAにプレッシャーをかけることに成功する。
その後もバイエルンが主導権を握り続けた。ロッベンの右からのクロスにマンジュキッチが飛び込んでGKアキンフェエフと1対1になった7分の決定機、ラフィーニャのクロスをゴール前のリベリが頭でつなぎファーにいたマンジュキッチが放った強烈ヘッドが右ポストを叩いた31分のビッグチャンスなど、追加点を奪えそうな形を再三つくる。
CSKAの方は防戦一方の展開を強いられた。本田を起点にムサやビチーニョがカウンター気味にシュートを打つ場面もあったが、ゴールはあまりにも遠い。粘り強い守備で応戦するだけで精一杯だった。
相手の堅守に苦しんだバイエルンだったが、41分に待望の2点目を挙げる。リベリとのトリックプレーからロッベンが蹴ったFKがゴール前でフリーになったマンジュキッチにピタリと合い、エースFWのヘディングシュートが枠へ飛ぶ。昨季欧州王者はこれで2-0とし、首尾よく前半を折り返した。
前半のボール支配率は68対32。バイエルンにいいように攻められたCSKAとしては、何とか打開策を見出したかった。流れを変えるべく、後半開始と同時にビチーニョとトシッチを交代。本田を起点にポゼッション率を高め、しっかりとした組み立てから攻めを繰り出そうとした。
53分にはショートカウンターから本田が左でフリーになりかけたムサに流してゴールに迫るが、相手の素早いチェックに阻まれる。60分には本田自身にFKのチャンスがあったが、壁に当ててしまい、得点に結びつけられない。CSKAは苦境から抜け出し切れないままだった。
こういう中、一瞬の隙を突いて追加点を取ってくるのが老獪なバイエルンである。ダメ押しとなる3点目を手に入れたのは68分。中盤の高い位置に上がったアラバの浮き球のパスに反応したロッベンがCSKA守備陣の裏に抜け出し、GKと1対1に。これをしっかりと押し込み、完全に勝利を決定づけた。
CSKAのスルツキ監督はこの後、ムサに代えて若いバゼリュクらを投入するなど、懸命に相手ゴールに迫ろうとした。が、バイエルンの牙城を簡単には崩せない。終了間際のトシッチの強引なミドルシュートも名手ノイアーに止められた。
逆にバイエルンのグアルディオラ監督はクロースとマンジュキッチ、ロッベンを下げ、負傷明けのシュバインシュタイガー、控えアタッカーのピサーロ、シャチリを送り込む余裕の采配を披露。王者の風格を漂わせる効率的な試合運びで、今季CK初戦を確実に物にした。3ー0というスコア通り、両者の実力差が如実に表れる一戦だった。
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実力差があるね![]()
