プロ注目の高校屈指の左腕、桐光学園・松井裕樹(3年)の夏が終わった。春夏の甲子園で5度の優勝を誇る強豪・横浜に2本塁打を含む8安打を浴びて3失点。2年連続甲子園出場の夢はついえた。
初回、先頭の川口に二塁打を許した松井。やや制球に苦しむ場面もあったが、最速148キロの速球に伝家の宝刀スライダー、そしてチェンジアップを駆使し、ピンチをしのいでいた。だが、1―0の4回、横浜の4番・高浜にバックスクリーン直撃の同点弾を浴び、2―1の7回には2番・浅間に右越え逆転2ランを許した。
雨のため1日順延となった強豪同士の激突。桐光は初回1死二、三塁から3試合ぶりに先発出場した4番・坂本の中前適時打で1点を先制。その後のチャンスに追加点が奪えなかったものの、7回に大島の右翼ポール際へのソロ本塁打で勝ち越した。しかし、横浜に逆転を許した直後の8回には無死一、三塁の好機を逃すなど、10残塁。松井自身も初回1死一、三塁で三振、3回死二、三塁で捕邪飛とチャンスに凡退。8回で10三振を奪う力投も勝利をつかめなかった。