10日に行われたFAカップ準々決勝、マンチェスター・ユナイテッド対チェルシーの一戦は、2ー2の引き分けに終わった。ユナイテッドMF香川真司は先発出場で、76分までプレーしている。
チャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦で先発を外れたルーニーと香川はスタメンで出場。一方でファン・ペルシがベンチに座り、最前線にはハビエル・エルナンデスが起用された。対するチェルシーは、フェルナンド・トーレスがベンチでバが先発。ディフェンスラインでは、テリーが外れ、ダビド・ルイスとケイヒルのCBコンビになった。
CL敗退のダメージが気になるユナイテッドだが、その不安は開始直後に吹き飛ぶ。5分、キャリックが敵陣浅い位置からペナルティーエリア左に長いパスを送ると、J・エルナンデスが抜け出してヘッド。相手GKチェフの中途半端な飛び出しもあり、これがいきなりゴールになった。
たたみかけるユナイテッドは11分、左サイドからのFKを獲得。これをルーニーがペナルティーエリア内に入れると、飛び込んだエヴァンズの頭上を越えたボールがD・ルイスの長い髪をかすめてそのままゴール右に決まり、早くも2点差になった。
その後は追いかけるチェルシーがアグレッシブになるが、ユナイテッドも隙を見て攻撃を仕掛け、オープンな試合となる。
チェルシーは22分、スピーディーな崩しからランパードがフィニッシュを狙ったが、右足のシュートはコースが甘く、GKデ・ヘアに止められた。
ユナイテッドは香川を起点に25分に決定機。敵陣中央で巧みなファーストタッチから前を向いた香川は、左サイドをオーバーラップするエブラへパス。フリーのエブラがグラウンダーのクロスを入れると、ルーニーが合わせた。しかし、これはGKチェフの正面。弾かれたボールをクリアしようとしたD・ルイスがゴールの枠内にヘディングしてしまうが、チェフが鋭い反応でオウンゴールを阻止した。
前半のうちに1点でも返しておきたいチェルシーは39分、右サイドのモーゼスがマタとのワンツーでペナルティーエリア右に侵入した。しかし、フリーで放った左足のシュートはミートせず、枠を大きく外す。その直後には、香川を抜いたアスピリクエタが右サイドの深い位置からクロスを入れるも、味方に合わなかった。
ユナイテッドはナニが前半終了間際に負傷交代するトラブルもあったが、無失点で折り返す。
後半に入って52分、チェルシーは2人同時交代。ランパードとモーゼスが下がって、アザールとミケルが投入された。すると、この采配が的中する。
59分、マタのパスをペナルティーエリア左手前で受けたアザールは、対峙したラファエウを抜かずに右足でシュート。美しい軌道のボールがゴール右に吸い込まれて、チェルシーが1点差に詰め寄った。
すると、ファーガソン監督は63分、J・エルナンデスを下げてファン・ペルシを投入。勝負を決めにかかる。この交代に伴い、左サイドをベースに動いていた香川はセンターへ移動した。
しかし69分、チェルシーのカウンターが炸裂する。ハーフウェーライン付近でバがキープして中央のオスカルに託すと、右を駆け上がるラミレスに展開。これを受けたラミレスはエヴァンズをかわして左足で決め、試合をふりだしに戻す。
ユナイテッドは76分に香川を下げてウェルベックを送り込み、交代枠を使い切った。対するチェルシーも直後の77分、バとの交代でF・トーレスを投入して、最後のカードを切る。
流れはチェルシー。90分には、マタがゴール前でビッグチャンスを迎えるが、エヴァンズをかわして左足で放ったシュートは枠外へ消えた。
結局、どちらも3点目を奪うことはできず、このカードは勝敗は再試合で決めることになっている。
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